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子供の嚥下障害と食育

子供の嚥下障害

昨今、食事の際に食べるのが遅かったり、上手く飲み込めなかったりするお子さんが増えてきているのだとか。上手に食べることは、正常に発育していく上で欠かすことのできないものなので、不安に感じる親御さんも少なくないことかと思います。

この飲み込めない状態のことを、一般的には「嚥下障害」と言いますが、考えられるケースというのは大きく分けて2パターンあります。

  1. 噛む力と飲み込む力の発達に問題があるケース
  2. 心理的に不安があるというケース

お子さんの嚥下障害が長く続くという場合、大半は後者のケースからくる事が殆どということですが、稀に発達の問題からくる可能性もあるので、最初から心理的な問題と決めつけてしまうと、かえって問題解決までに多くの時間を費やすことにも繋がりかねません。

まずはお子さんの様子をしっかり観察し、ご自身で判断出来ない場合は小児科など専門の医療機関で相談することをお勧めしたいです。

というのも、“お子さんの発達の問題からからくる嚥下障害“だった場合、その原因は“親御さんの育て方の問題“ではないからです。

定型発達のお子さんしか育てた経験のない方からすると、“心理的不安からくるストレス“の原因をどうしてもその親御さんに求めがちですが、そもそもその無理解こそが、発達障害のお子さんを持つ親御さんを追い詰めているのです。

ですからまずは原因をしっかり見極め、そこからそれぞれのケースに合わせた対応をしていく必要があると思います。

心理的不安からくるケース

わたしは医師ではないので、今回のケースの“発達の問題“についての言及は控えさせていただきます。

ただし、心理的不安からくるケースに関しては、3人の子育てや障害のある身内や友人のお子さんとの関わりを通してお話出来ることはあるかと思いました。

まず「飲み込めない子」は、「飲み込みたくないから飲み込んでいない」のではなく、「飲み込みたいけど飲み込めない(体が言う事をきかずに困っている)」ことを理解しましょう。

なので当然、それを責めたところで解決しませんし、むしろ逆効果です。

大切なのは食卓が「安心できる環境」であり楽しめる環境」であること。

その為に大人ができるコミュニケーションの方法を模索していくことです。

本来、家庭での食事というのは楽しく食べて、心も一緒に満たされるべきものなのに、体の栄養を満たすためだけが目的になっていないでしょうか?

そう考えると、まずは全部残さず食べてもらうことより、少しでも食べられたことを評価する(褒める)ことが重要で、もちろん無理強いも避けたほうがいいでしょう。

そしてこれがもっとも難しいことかもしれませんが、『親御さん自身が過剰に不安にならないこと』です。

実はわたしも小学校低学年の頃、給食で嫌いなものがあると食べられず、食べ終えるまで無理強いされた経験があります。

今はそんな時代ではなくなってきているだけ環境は良くなってきている面もあるでしょう。

また、わたしも子どもの頃に食べられなかったものが、何かがきっかけだったり、年齢による嗜好の変化で食べられるようになったこともあります。

ですから家庭ではのんびり構えて見守っていてあげるだけでも十分なのではと思います。

そして、そののんびりと見守って行く過程でのさまざまなアプローチが食育に繋がっていくのではないでしょうか。

日本食生活協会より

作物の苗

昨日は花壇2でインカのめざめ(じゃがいも)とナスの苗を植えました。

わたしは普段食べる食材の多くをOisixでお取り寄せしているのですが、暖かくなってきて庭先で採れた野菜を食べてみると、そのお取り寄せをもしのぐくらいの『美味しい感動』を味わっています。

これはちょっとわたしの偏見かもですが…『可愛いは正義』で、『安全で美味しいも正義』だと思っています。

まずは他所様の食育を云々する前に、わたしたち大人が、自分自身の食について真摯に向き合うことが先決ではないかと考える次第です。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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