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女の三世代

今日は、娘が体調を崩したので、お昼前くらいから夕方迄、孫と遊んだり、料理のストックを作ったりして久しぶりに主婦らしい一日を過ごしてきた。

帰宅してから、じーさんの食事の支度をして、一昨日から作り始めたサイトの体裁を整える作業を少し。グローバルメニューの項目にアイコンをつけたり、モバイル用の別メニューを設定したり、相変わらずコピペ三昧だが、それでも段々と何をするべきか見えてきたようだ。

何事も習うより慣れろだ。


今日は長いこと孫とすごして、その成長ぶりは凄いものだと驚きながら、責任のないおばあちゃんは、孫が何かするたびに、拍手をしたり、笑ったり、かわいいねと言ってみたりしていた。

ここでなぜ可愛いねと言うのかといえば、彼女はちゃんと自分が褒められていると分かっているから。そして声を出して笑うのだ。

今日は、拍手して、はーいよく出来ましたを何度連発したことだろう。

たまに孫の面倒を見るのも悪くない。

もう、はいはいや、つかまり立ちでどこへでもいってしまうから、彼女に集中するしかないので、強制的に他のことを考えられなくなるのもいい。


そういえば、まだ孫が生まれる前、去年の6月に娘に誘われて、クリムト展に行ったことを思い出した。

あの時、クリムトの代表作「女の三世代」を観た。それから、「ベートーベン・フリーズ」を観て、その黄金様式の世界に圧倒された記憶が甦ってきた。


「女の三世代」なんてまさに今の私たちのみたいだなあ。

本当に子ども時代は大切で、丁寧に愛されて育つべきだと、、、クリムトも考えたに違いない。

そしてあの時は来日してなかったが、やはりクリムトの一番有名な作品と言えば「接吻」なのかな。思わずあとで絵葉書とエコバックを買ってしまった。女の三世代も、負けず劣らず素晴らしいかったのに。


娘は、ミシャ好きで、美術館めぐりが大好きなのだが、暫くはお預けだろうなあ。

きっと今の共働き当たり前の時代にはそぐわないと言われてしまいそうだが、出来れば、許されるなら、3歳までは母親と子供がじっくり向き合う時間があったほうがいいと思う。

自分の子育てのことは忘れてしまったが、今、祖母として孫をみる立場になってみて初めて見えてきたこともあった。

人と人との出会いが一期一会であるように、ひとりの人間が3歳になる迄の時間は、その人の一生を決めるくらいかけがえのない時間だ。

ここを外してしまうと、あとになって必ず悔いが残るような気がする。がっつり関わって後悔することがあったとしても、それはただの結果だ。その短くて貴重な3年間を見逃してしまったら2度と繰り返すことは出来ないのだから。

次、私が娘と美術館に行けるのは、きっと孫に一定の分別がついた頃だろう。

そしたらまさに、女の三世代真っ只中ということだ。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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