今年はタヒチライム
昨日、娘①の旦那さんから果樹が届いた。去年はラズベリーで、今年はタヒチライム♪

さっそく鉢植えに定植してみたが、なかなかカッコいい樹形だわ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

但し、貰った物にあまりとやかくは言いたくはないが、一応、参考までに。
このタヒチライムには棘がある。実は去年貰ったウルトララズベリー・超大王も若干棘がある品種で、一応伝えておいたのだが…まあなかなか通販だと棘の有無まで確認するのは難しいかもしれないけどね。義理息子くんの気持ちは大変嬉しいが、たまに孫にも収穫を体験させてあげたいので、出来れば棘が無い方がいいと伝えておいた。
ちなみに超大王くん、今年は去年よりも沢山花をつけてくれたので、収穫が楽しみ♪

5月に入ってから庭仕事が超忙しい。いよいよパンビオ(パンジー・ビオラ)が終わりに近づいてきているので、夏の花に入れ替えも待ったなしの状況だったり、そろそろ薔薇の開花も始まってきたので病害虫対策をしたり、それと家庭菜園の野菜たちのお世話や収穫、草むしりと水遣りなど、時間があっという間に過ぎていく。おっと、それに花柄摘みと、花が終わったクレマチスの剪定作業も待ち構えている。
クォーターロゼット咲き
そうそう、薔薇のお世話をしていたら珍しい咲き方をしている花を見つけた(・・?)
通常薔薇は花びらが中心から放射状に密集して咲く(ロゼット咲き)のだが、この花は中心部分が3つに分かれている。これをググってみたら、これはクォーターロゼット咲きという咲き方なのだとか。

今までは無事に花を咲かせるだけで精一杯だったが、だんだんと視野が広くなってきたようで、ちょっとした違いもすぐ気づくようになってきたのかもしれない。
おそらく薔薇を育てていなければ、薔薇の咲き方にも名前があるということすら知らずにいただろう。ちなみにこのバラはいわゆる園芸店で安価で販売されている、品種名もない『ミニ薔薇』。3年前にたった100円で売られていたのを大切に育ててきたもの。
このようにノーマルなロゼット咲きと比べてみるとよりその違いに気づくであろう。

そういえば、去年Amazonの福袋で購入したクレマチス4苗、今のところ全て無事に育っている。で、今早咲きの旧枝咲きの品種がそろそろ終わりになってきて、今はこの品種が次から次へと花を咲かせてくれている。
これは、新旧枝咲き・ジャックマニー系の“ジェニー“という品種。整ったシンメトリーのような咲き方も素敵だが、この“ジェニー“ちゃんの不規則だが爽やかで躍動感のある花姿がカッコいい♪

そして今年もまた、いつのまにか咲いていたこの方。

最近はスキルがアップしたおかげでなかなか失敗しなくなったので、どんどん鉢が増えていく一方だ。そろそろ苺もランナーから苗作りが始まっているし。
そうだ。これもお知らせしなければだ。
とうとうアスパラも、細〜いのが出てきた(笑)
これは採らずにこのまま育てていいらしい。

ホント、植物を育てるって楽しいわ。そして楽しいだけでなく自然とこの世の中の真理に触れているような感覚に陥ることもある。
植物といえば、アール・ヌーヴォーを語る上で欠くことの出来ない要素。これは19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した、優美で装飾的な芸術様式。自然のモチーフを曲線で表現することで、美しい装飾性と機能性を融合させたデザインが特徴。現代にもその影響が見られ、様々な分野で愛されている。アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家といえば、日本ではミシャが有名だろうか。
プラハの聖ヴィート大聖堂で、ミシャが手掛けたステンドグラスを見た時の感動と言ったら…ここで、人生初の“魂が震える“という感覚を体験した。

これは信仰のあるなしに関わらず、言語の壁も超えて、ダイレクトに心に響いてくるものがあるのだ。このステンドグラスを見たことは、わたしの旅の中でも最も思い出深い出来事のひとつだ。
あれから6年の月日が流れ…今は自然という名の芸術家たちをわが家の庭に招いて日々対話している。
わたしにとっての幸せとはこういうことなのかもしれない。
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