政府、介護現場にて「1人で4人介護」できるように規制緩和を検討 

これますます人材が集まらなくなるのではないでしょうか?

政府は介護の人員規制の緩和を検討する。介護施設の入所者3人につき、少なくとも1人の職員を配置する現行の基準を見直し、1人で4人に対応できるようにする案を軸に調整する。センサーなどのIT(情報技術)活用で介護現場の生産性を高める。財政を圧迫する社会保障費の膨張を抑えつつ、介護・医療分野の人材不足を緩和するには思い切った規制改革が必要となっている。

金融資産税の件に続き、今度はもっと生活に身近なことが変わろうとしています。

なんですか?『生産性の向上』って。介護の現場でそれ言ったらおしまいです。

わたしも一昨年1年ほど週1で知り合いの紹介で障害者のグループホームで夜勤をしたことがありましたが、こんな会社では2度と働きたくないという経験をしました。

1人で3人の利用者をみる現状でも厳しいのに、それに更に1人増やすなんて介護士の負担が増えるだけで生産性の向上どころか環境が悪化するだけです。

これから政府は金融資産にまで税金をかけようとしています。今後少子高齢化が加速していく一方で財源が不足するのは目に見えているからです。

しかしその一方でアベノマスクの保管に莫大な税金を垂れ流し、廃棄にも税金を使おうとしています。毎度のことですがこういった失策に誰も責任を取ることもありません。このままなし崩し的に国民に負担を強いることが続いていっていいのでしょうか。


“横浜点滴死、元看護師に「無期懲役」判決が下される”というニュースも記憶に新しいところですが、看護師よりにもはるかに待遇の悪い介護士にこれ以上負担を強いてしまったら、今よりもっとおそろしい事態を招いてもおかしくないでしょう。

介護人材が集まらなければ介護施設の運営もままならくなり、今後ますます各家庭で介護する流れが加速していくでしょう。

しかしこれほどまでに高齢者の割合が増えてきてしまうと家庭で介護には絶対に限界がきてしまうと思います。

政府はせめて給与面などで介護の現場が報われるようにするべきです。

そうしないと富裕層は逃げる一方、非課税世帯ギリギリのラインで暮らしていかなかればいけない層がどんどん増えていき、ますます殺伐とした世の中になっていくでしょう。

いま政府は連日オミクロン株について危機感を煽り警鐘を鳴らしています。しかし同時に国民の人間としての心や尊厳を守る責任や義務もあるのですから、生産性の向上などという机上の空論ではなく、もっと現場の声に耳を傾けるべきです。


皆さん知っていますか?日本では全国民に給付金が配られたのはたった1度きりでしたが、アメリカでは所得制限付き(年収7万5千ドル以下、、、日本円に換算すると年収800万円程度)ではありますが既に3度の給付金が支給されています。そればかりかワクチンの開発も急ピッチで進めてきたではありませんか。

こういうことが真の生産性の追求であって、介護士1人当たりの負担を3人から4人に増やすなんていうのは生産性の向上でもなんでもありません。ただ現実から目を逸らし一部の日の当たらない人たちにそのツケを押しつけているだけです。

先日わたしがハローワークに行った時も相談員さんは、あたかもわたしの年齢ならば新しいことなど何も出来ないと決めつけたニュアンスで話していました。

口にこそ出しませんが、この年齢だと介護や清掃の仕事しかありませんねと言いたいのは見え見えでした。

そうですか?それならもう働かないほうがましと思いました。なぜなら負わされる責任やリスクや肉体的精神的負担と賃金が全く見合わないからです。

こんなただ画一的で上から目線な受け答えしか出来ない機関に予算や人員を割くのであれば、辛い介護現場の待遇改善に税金を使ってほしいです。

アベノマスクやオリンピックや貧困のアフリカ諸国にお金をばら撒く余裕があるのならまずは国民を救うのが道理ではないでしょうか?

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