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【誤情報注意】いい加減にも程がある‼︎チェスキークルムロフ観光

チェスキークルムロフ(Český Krumlov)は、中欧の国・チェコ南部に位置する人口約1.3万人の街。
この地方の重要な通商路であったヴルタヴァ川沿いに街と城が建設されたのは13世紀のこととされている。

街はボヘミア地方の貴族の権力下を転々としながら発展を遂げ、現代に残る眠りの森の美女とも称されるその美しい街並みは「チェスキークルムロフ歴史地区」として世界遺産に登録されている。

わたしはプラハから日帰りの英語ツアーに参加して訪れたことがある。

世界一美しい街と称されるチェスキークルムロフ

さて、〇〇さん事もあろうに今日もまた誤情報を垂れ流しているΣ(-᷅_-᷄๑)

もうここまでくるとうっかりとかそういうことを通り越して、「どうせここの読者は、行くこともないだろう」とか「興味関心は食べ物と鳥にあるのでノープロブレム」と思っているのか…「テキトーに言っちゃえ‼︎」ってことなのだろうか。

プラハを楽しんだ後はバスで3時間ほど離れたチェスキークルムロフへ。
全然聞いたこともない町だったけれど、世界で最も美しい町と称される街だそうだよ。まぁ、西洋的美的基準でだけれど。

領主クルムロフさんがが築いた街で、高台にある城からはくねくね蛇行して流れる川に沿って広がる町が見渡せる。
人口が1万4千ほどの小さな町で見学も1時間あれば回れるサイズ。

この街の領主で「クルムロフさん」なんていない。ここは、有力貴族であったローゼンベルク(ロジェンベルク)家が領主となって発展させた街である

そもそもこの街の名前の由来は、チェスキー(Českýがチェコ語の「ボヘミアの」という意味であり、クルムロフKrumlov)という「川の湾曲部の湿地帯」を意味するドイツ語の“Krumme Aue“を語源としている。

ところで〇〇さん、今回のご旅行で現地のスイーツがお気に召さなかったらしい。

スイーツの都ウイーンも行ったけれど、いくらミシュランがどうの宮廷御用達菓子舗がどうのと言われても、やっぱ味覚は人それぞれ。
甘いのと割と喉つまり系なのとで、不味くはないけれど口にはあわない。

なるほど、わたしなんて、スイーツがそれほど得意でもないので、特に気にもならなかったが逆に、〇〇さん風に言うなら、“そんなことより、旅先の名所の由来をよく調べもせず、「領主クルムロフさんが築いた城」なんて断言してしまう厚顔無恥さが好みではない(* ´艸`)“

でおそらく、“誇り高く愛国心のあるチェコの国民“にしてみたら、本当に失礼な“言い様“だと思う。だって、もし日本を訪れた外国人観光客が姫路城を見て、「これは領主姫路さんが築いた城で…」なんて誰かに説明していたら、「何言っちゃってんの?」って思うでしょうに(^_^;)

それに〇〇さんの素直で熱心な信者さんたちも(おそらく一生彼の地を訪れることも無さそうな)、ずっと〇〇さんの間違った情報を信じてその一生を終えることになると思うとなんだかちょっと不憫でならないのだ。

それからこの件もちょっと誤解の無いように補足させていただきたい。

ガイドさんがこの町の学生さんで、英語での説明を添乗員さんが日本語に訳してガイドを行うという、なんともまどろっこしいもの。

これヨーロッパの他の観光地でもあるあるなのだが、このクロニムフ城の場合も城の内部の見学には、現地のガイド付きツアーに申し込みをし、チケットを購入する必要がある。個人で見ることはできず、撮影禁止で、日本語はないので、英語やドイツ語を選ぶしかないのだ。

わたしはプラハから英語混載ツアーに参加したが、ツアー開始の時間にこの付近に集合してガイドさんについて城内を見学した。

城内第2の中庭が集合場所

チェスキークルムロフ城には幽霊伝説があり、特に有名なのは「白い貴婦人の幽霊」で、城の様々な場所に出没すると言われている。この幽霊は、かつてこの城に住んでいたローゼンベルク家の女性ロザリーの霊だと伝えられている。

プラハからのツアーを英語ツアーにした1番の理由は、日本語ツアーの場合、1名様料金がほぼ倍額になるから。それとこれはたまたま知ったことだが、このツアーは昼食付き(飲み物別)だったが、ちょうど同じ時間帯にプラハから訪れた日本語ツアーには昼食は付いていなかったのだ。

この日の昼食は肉と魚から選べたので、わたしは肉を選んだら、チェコ名物クネドリーキ付きのグラーシュ だった。これは、牛肉をじっくり煮込んだシチューのような料理で、フォークで崩れるほど柔らかく、深みのある味が特徴。もちろんチェコビールをジョッキで飲んだのはお約束だ(笑)

向かい側に座っているのは、ツアーで一緒に行動した若い韓国人女性。多分同じアジア人で親しみ易いと思ったのか、向こうからご一緒しましょうと声をかけられた。ツアーの間、ずっと自分のお姿入りの写真をリクエストされた。もちろん彼女も、わたしの写真も撮ると言ってくれたけど、「わたしは建物や景色を撮るのが好きなのよ」と答えたら「あら?とても変わっているわ♪」と笑われてしまった。

しかしわたしは、多分これがひとり旅の醍醐味というのか、こうやって偶々ツアーで一緒になった外国人同士で、拙い英語(わたし)を介して交流したり助けあったりすることもまたひとつの楽しみだと思っている。

実はチェコにひとりで訪れることにしたのも、いつもママ友と一緒だと楽しいこともあるが、彼女はひと通りの観光も楽しみたいが、それ以上に現地でお土産を買うことに執念を燃やすタイプなので、ちょっとそれがわたしの心の負担になっていた。

チェコ、特にプラハは、さまざまな国を旅した人たちが口を揃えて、「一生に一度は訪れてみたいところ」だという。この古都は、2度の大戦の被害を免れ、資本主義経済の高度成長に巻き込まれることもなかった。一国の首都が、これほどの中世の遺物を内包したまま発展した例は稀だ。

ここプラハに来れば、望むままの中世に旅することが出来る。だから何者にも煩わされることなくひとりで旅をしようと思ったのだ。

結果…あの時の思い出は、わたしの一生の宝物になった。

まあ、世の中にはいろいろな人がいて、「世界で一番美しい町、その風景に感嘆しつつもやはり興味関心は食べ物と鳥にあるのであった。」なんて人がいてもイイとは思う。だってその人の人生だもの。

でもわたしは、せっかくプラハを訪れたのに、アルフォンス・ミシャを語らずして去ることは出来ないと思った。

プラハにある市民会館は、チェコのアイデンティティ。チェコ人の魂といっても過言ではない、とても重要な建物。それは、建物の完成から数年後に、ここでチェコスロバキア州の独立が宣言されたから。

また、アール・ヌーヴォーやアール・デコを取り入れたチェコを代表する建築でコンサートが開かれるスメタナ・ホールミュシャが全内装をてがけた市長の間など、プラハに訪れたならぜひ訪れたい場所。

市民会館

しかしこの場所は一般開放をしておらず、ガイドツアーに申し込んだ人のみ見学が出来る。

定員も一回35名しかも毎日開催されているわけではないので、訪れる場合は事前に市民会館のHPで確認が必要。いまはHPにて事前に予約ができるようになったので日本から予約していくことをお勧めしたい。

実際わたしもHPにて事前予約していたので無事観覧することが出来た。

そしてロケ地巡りに興味のある方なら知っていても損は無いと思うのが、のだめカンタービレ in ヨーロッパ編のロケは、主にプラハとパリなのだ。

プラハでは、プラハ城、カレル橋、旧市街広場、スメタナホールなどが使用され、パリでは、ルーヴル美術館、シャンゼリゼ通り、凱旋門、サン・ルイ島などがロケ地として登場している。

スメタナホール

ということで、プラハは、ハプスブルク帝国の影響を強く受け、バロック建築や音楽が発展し、帝国の重要な文化都市として栄え、多くの宮殿や庭園、オペラハウスが建設された。そんな中世からの歴史に培われ、祖国を愛して止まない、音楽、美術、文学などあらゆる分野の芸術家たちが魂の拠り所とした街なのだ。

とまあ、この市民会館だけでも濃すぎて、プラハ城など真面目に見て回ったら1日居ても足りないぐらいの重厚華麗な文化財なのである。

〇〇さんのように、“食べることと鳥に興味が向いている人“のことなど、この際どうでもいい話なのだが、だからこそ、そんな門外漢の人が、チェコについて間違った情報を流すことは看過出来ないことなのである。

〇〇さんの嗜好は尊重するが、事実を捻じ曲げたり、間違った情報を流すのだけは差し控えていただきたいと切に願っている。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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