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小さな嘘を見逃すな

言葉の端々に小さな嘘や違和感を感じさせる人がいる。こういう小さな嘘をつく人は、往々にして平気で大きな嘘をつける人でもある。

大体このタイプは、「これぐらいはいいよね」的に自分へのチェックが甘、自分にとって都合の悪いことをねじ曲げたいという欲があるので、その為に小さな嘘をつく。


先日、ある人が旅行記の導入部分に載せたサクララウンジの食事のイメージ画像と思しき写真なのだが…

わたしJGCの会員なので何度も成田や羽田の国際線ラウンジを利用しているので、ひと目見て、これはファーストクラスラウンジのものだと分かった。

なぜなら、サクララウンジはこのようなワンプレートごとの食事の提供はなく、ビュッフェ形式でセルフで食事を頂くシステムなのだ。しかも“握り寿司の提供“はファーストクラスラウンジのみとなっているので、わたしは一度もお目にかかったことがない。

しかし、国際線ビジネスクラスに搭乗する場合でも、JGCダイヤ・プレミアであればファーストクラスラウンジ利用となるので、この方それらのステイタスホルダーであるならありかな?と思い、その後の様子を見守ることにした。

そして、後日投稿のサクララウンジの食事風景の画像。これは、あきらかにサクララウンジのもの。

本人ラウンジの利用は初めてのようなので、それとは知らずファーストクラスラウンジの画像を引用されたとも言えなくもないが、引用する際、ファーストクラスラウンジとサクララウンジの情報は1箇所に掲示されている訳ではないので、間違えるとは考えにくい(^_^;)

おそらくこの方のブログの読者はサクララウンジを利用されたことがない方がほとんどだろうから、その違いなど気づかないかも知れないが、見る人が見ればすぐに気づく差異なので、なんとなくもやもやしてしまう。

しかもこの方、今までも実際に利用していないホテルのロビーやラウンジの画像を公式から引用して掲載したり、最初から購入するつもりもないのに、無人販売所に入って、商品の値がついた画像を何枚も載せて、「お高いから買わない」とか「富豪価格だから手が出ない」とかミエミエないい訳でお茶を濁す常習犯だ。

なので既にその方への信用が皆無なわたしの印象だと「あーまた盛ってるわ」といった感想になってしまう。

もちろんその方にしてみたら、部外者のわたしの信用を失ったところで痛くも痒くもないだろうが、それなら元々しがらみも何もないわたしの立場なら、かえって忖度したりこちらも遠慮する必要もないので、間違いははっきり指摘しても構わないと思った。

まあ、そんな人はなかなかいないだろうが、この方のブログを見て、握り寿司を楽しみにサクララウンジに行ってみたら、「こちらでの提供はございません」などと言われて赤っ恥なんてこともあるかもしれないので、はっきり言ってしまおう。

サクララウンジで「握り寿司」の提供はありません(笑)


ってな感じで、わたしは小さな嘘をつく人が大嫌いだ。これこそが、本当に“要らん“モノだと思っている。

あ、そうそう、嘘つきさん繋がりで、こんな人もいた。このブロサーでご夫婦でブログをされている方で、「いいね」はするけど、実は「応援ポチ」しないで、しれっと自分のブログにランキングサイトのリンク貼り付けてる人もいたなあ(笑)

でね以前その方にそれとなく探りをいれたことがあったのだけど、そしたらその方なんて仰ったと思います?「やだーそんな他人の動向を監視するなんて気持ち悪い」ですって(-_-)

自分たちがしてる“卑劣な行為“は棚にあげて、相手を非難するとか…わたしこそ、「やだーこんな人たち」ってことで、後日しれっとブロックした(爆)

これに対して“誠実な人“というのは、ちょっとした言葉の使い方でよくわかる。そういう人たちは、ちょっとした言い間違いや誤字脱字の類はあったとしても、小さな嘘をつくことはないからだ。

その結果、いろんな負の可能性についても言及して説明が丁寧だったり、もしかすると自分にとって不利になることであっても、きちんと伝えなくてはいけないという意思が働いているのが分かる。そしてそれは自分に対してのチェックが厳しいが所以である。

なので“誠実な人“は、小さな嘘をつくことがないので、結果として言葉と現実との差が少なくなる。

「神は細部に宿る」というが、普段の言動で「なんかちょっと違うぞ」「いつもそんなこと言ってるけど、なんか違和感がある」という人は、その時点でその人の存在を頭の中から排除してもいいかもしれない。なぜなら、そういう利己的な人は、自分の利益最優先で、大きなところで必ず裏切ってくるからだ。

もちろん、ここでこんなことを言うくらいなので、自分自身は常日頃から小さな嘘をつかないように心掛けている。当然、ブログ上では余計な個人情報を晒す必要は全くないので、時系列など架空の設定でサイトを運営されている方もいるかもしれない。が、それでも有益な情報や面白いコンテンツとして成り立つのならそれはそれでひとつのエンタメと捉えることも出来るだろう。

ここで小さな嘘をつかないメリットについて…小さな嘘をつかない人は信用されるので、同じように嘘をつかない人が自然と周りに集まってくる。

人は自分と共通点が多い人に対して、より好意を抱き、親近感を持つ傾向があるが、このような現象を心理学的には「類似性の法則」というらしい。そう、「類は友を呼ぶ」という諺ではよく知られているだろう。

相手に誠実であろうという人たちが集まってくる中で、自分も誠実でいる為には、自然と心掛けが変わってくるし、世の中の見え方が全然違ってくる。

だから、小さな嘘はつかない。そして、小さな嘘も見逃さない

それに昔から「嘘つきは泥棒の始まり」と言われているじゃないですか。これは、嘘をつく行為が、道徳的な感覚を麻痺させ、より重大な犯罪へとつながる可能性を示唆する戒めとして使われている。

わたしたち大人は、これからの時代を担う子供たちに、古来からこの国で培われている道徳を身をもって示すこともひとつの役割だと感じている。その規範を示さなければいけない立場の人が、ただ自らの承認欲求を満たす為にねじ曲げた事実や、非道徳的な行為を誇らしげに発信するなど許されていいはずがない。

小さな嘘こそ見逃してはいけない。

庭の雑草も放置しているとあっという間に蔓延るように、間違いは間違いだと、誰かが言わなければ、いつまでもこの世は変わらないのだ。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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