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バンコクで予約困難な鮨店

半月にも渡る夫の欧州周遊旅、きょうさん自身のJALガチャ熊本旅、乙女寿司、その後ニアのお預かりがあり、あっという間に2月が過ぎ…今週末もまたニアのお預かりして3月を迎えることに(笑)

先週、娘②はバンコクでスパやタイ式マッサージ三昧&ミシュランの星付きの予約がなかなか取れない鮨店でお寿司を食べてきたらしい。

鮨 雅人 公式サイトより

そして今週末は所用で福岡の方へ…今頃何か美味しいものを食べている頃かしら(*´꒳`*)

にしても、今どきはタイの首都バンコクでも本格的なお寿司が食べられることに些か驚きを禁じ得ない。近年バンコクでは客単価が2万円を超える高級すし店が急増。人気のカギを握るのが、あらかじめ決められたメニューが提供される「OMAKASE(おまかせ)」というシステムが、ファインダイニングにおける一つのトレンドとなっているという。

そういえば以前、娘②に連れていって貰った天ぷら屋さんも“おまかせ“だった。そこに居たお客の大半はインバウンドで、店主自ら流暢な英語でひとつひとつ説明をしていたっけ。

その一方で、その“おまかせ“発祥の地日本では…コメの価格が高騰している。一昨年、2023年には5キロで2500円程度だった米価が昨年の夏には4000円に高騰し、その後も高止まりが続いている。その現象は「令和の米騒動」と形容され、新米が出始める前には、うちの近隣のスーパーでも米の棚が空に近かったのを記憶している。その後、極端な品薄状態はなくなったものの相変わらず米価は高止まりしたまま。

そんな米をはじめとする食料品の価格の上昇もあってか消費者の財布の紐は固くなる一方。

しかしだからといって“贅沢は敵だ“とばかりに、“回らない寿司店“で食べる人たちを半ば揶揄するかのような『回転寿司が出来たらもう回らないの行かないよね』などとゼロかイチかみたいな発言をする声の大きい人の意見に関しては、わたし個人的には賛同しかねる。

ひと口に回転寿司と言っても、機械が握っている店と職人が握っている店があり、おそらく後者は、一見すると“回らない寿司“とそれほど遜色ないようにも見える。

ちなみにきょうさんも以前、札幌の“根室花まる“など回転寿司とは思えないようなクオリティのお店で食したこともあるが、その後、ママ友と“おたる政寿司 本店“のカウンターで“おまかせ“を食べて、その時期の旬のウニの美味しさに度肝を抜かれたことがあった。

そしてその時思ったものだ。

たとえどんなに美味しい回転寿司があったとしても、鮨の名店として知られているような“予約の取れない鮨店とは大きな隔たりがある“ということだ。

そして同時に、そこそこ美味しい回転寿司を月イチ食べるより、年に一度でいいからとびきり美味しいお寿司を食べられたらいい。と思ったのだ。

そしてもうひとつ忘れてはならないことがある。現在の急激な物価高騰を招いた原因の一端は長年政府が円安、ゼロ金利政策を維持してきたことにもあるが、それだけでなくわたしたち消費者のマインドが100円ショップを筆頭とする、そこそこ使える商品だけを歓迎し、長く使える良いものを作る人々の“スキル“や“能力“までも、安く買い叩いてきたことのツケに他ならない。

2025年…今のところ回転寿司でお寿司を握ってくれる職人さんはいるかもしれないが、今後はどうであろうか。まあこれは寿司職人に限ったことではないが、実は日本のヘアメイクの技術は世界の中でもかなり高いレベルにあるという。なので、卓越した技術を持っている人であるなら、日本の何倍ものサラリーが約束されているのだ。

そう考えると、かつて日本のプロ野球にいた選手たちが今は若いうちからどんどんメジャーリーグに出て活躍しているように、若くて才能のある寿司職人や美容師がどんどん海外に打って出るのも時間の問題なのではないかと思う。

そう遠くない未来…職人を安く買い叩く日本に見切りをつけ若い有望な人材が流出し、結果、本当に美味しい“おまかせ“を食べるのは海外で、なんてことになりやしないかと危惧している。

だって、『回転寿司が出来たらもう回らないの行かないよね』なんて人だらけの国なんて、寿司職人にしたら絶望でしかないじゃないですか。

少なくともわたしは、そんな日本になってほしくないので、“セルフ推し活“も兼ねて、たまにでいいから”回らないお寿司屋“さんに行きたいし、少量でも満足度の高い料理やサービスを提供するお店に行きたい。

ということで…

また近いうちに娘②にゴチになる。

今度は焼き鳥ですって🎵

楽しみで仕方がない(^^)

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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