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天高く馬肥ゆる秋に

先週末からニアをお預かりしていて、昨日お返ししたところで、今日はちょっとのんびりしているところ♪

でもしか、暑さが和らぐとガーデングの虫が頭をもたげてきて…ゴミ出し前に、土を篩にかけて、育苗した苺苗をプランターに植え替えたり、ライム鉢に追肥や堆肥でマルチングをするなどなんだかんだと動いてしまうのだが(^_^;)

あ、まずは今朝の収穫から。

野良で生えてきたゴーヤが最近毎日のように採れる採れる。きゅうりもちょっと気を抜くとすぐ大きくなってしまうし。バジルもししとうも採っても採っても出来てくる(^_^;)

さて、本日使用したのは、あまり知られていない“馬糞堆肥“。

ガーデニングに目覚める前は、堆肥と肥料の区別もつかなったわたしも、今やガーデナーの端くれ(笑)

最近は用途に応じて培養土を自作する機会も増えてきたので、基本用土も多数取り揃える迄に進化しつつある。

馬糞堆肥は土をふかふかにし、根の張りを助けるため、以前からロザリアンの間では知る人ぞ知る存在ではあったが、牛糞堆肥よりも圧倒的に流通量が少ないこともあってホームセンターで見かけることもほとんどないのが現状。だが使ってみるとこれがなかなか優れものなのだ。

まず鶏糞と違って完熟したものはほとんど臭わない。そして、1割が糞、9割が落ち葉、稲わら、もみ殻などの植物性有機物で構成されているので、他の堆肥と比べて軽く持ち運びも楽ちんだ。

そして安全面でも、鶏糞と豚糞については、病気を防ぐためにえさとして与えられていた抗生物質が含まれていて、それが多剤耐性菌に土中で変わる可能性や、植物に移行する可能性もある。わたしたち人間がそれらを食すと、いざという時に耐性菌に対して抗生物質が効かなくなる場合もある。

また牛に関しては、餌を与える際に塩をなめさせるので、その塩が尿や糞に混ざり、その分、塩分を排出するはたらきを持つカリウムが多く含まれることになる。カリウムの成分が多いと、作物はマグネシウムを吸収しにくくなる。

抗生物質が使われていないサラブレッド堆肥

いっぽう馬糞堆肥は、ドーピングに対して厳しい競走馬の馬糞を使用するものは、抗生物質がほとんど使用されていない資材で作られている。

農作物の成長に即効性があるのは鶏糞堆肥だが、競走馬の馬糞にさまざまな資材を加えることで、鶏糞と同等の肥料効果を持たせ、安全で土壌改良効果もある資材としての使い途を可能に出来るのが馬糞堆肥という訳だ。

ちなみに、バラになぜ馬糞堆肥が良いといわれているのか。一説によると、馬の寝床に使われているおが屑が「杉」の場合、バラに発生する病気に対して殺菌効果があるということ。
これ以外に決定的な理由は今のところ不明ではあるが、おそらく他の動物性堆肥と比べて肥料成分が低く繊維質が多い馬糞堆肥が土壌改良にはお勧めという意味でこのワードが使われているのかもしれない。

いずれにせよ、日本も暑さやゲリラ豪雨など、以前にも増して厳しい環境になっているので、われわれ人間も日々試行錯誤して、よりよい環境を得られる工夫が必要になってきていると思っている。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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