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紫陽花の咲く頃

先日ルーシーグレイで、ヤマアジサイ『美栄の華』を入手した。

ヤマアジサイは日本に自生するアジサイで、ボリュームのある一般的なアジサイと異なり、小ぶりで楚々とした風情がある。葉も西洋アジサイよりもやや小さくて細長く厚みが薄く野生味があり以前から気になっていて、比較的手頃な値段で販売されていたのでとうとう買ってしまった(^^)

ヤマアジサイ 美栄の花

ところで今朝、2年前に球根から育てたスカシユリの花が今年もまた咲いてくれた。年々球根が充実してきているようで、今季は、ついにわたしの背丈より大きくなって、ちょっと上から目線で見られているかも(笑)

スカシユリ

記事を見返してみると、初めて開花したのが、’23年の6月10日なので、ここ数年来の異常気象にもめげず、ほぼ同時期に開花するとは…なんて正確な体内時計なんだろうか。

そしてこれ…何度か入手していたのだがなかなか上手く育たなくていつの間にか消えてしまったと諦めていたチョコレートコスモスが咲いてくれた。

チョコレートコスモス

これぐらい立派に開花すると、はっきりとチョコレートのような香りが漂ってくるので尚更嬉しくなる。

動物や植物を育てた経験のある人は分かると思うが、わが家の畑や花壇、プランターや鉢に植えた瞬間から、みんなわが子のような存在になる。

たくさんの子供たちに囲まれているので、たとえひとりで居たとしても全く孤独を感じることもない。

そうそう、今朝は“純あま“の一番果を収穫した。今年は例年よりも脇芽かきをこまめにやり、2本仕立てにしたおかげか実の付き方がとても綺麗だ。

そして綺麗と言えばこのサフィニア。たった1ポットからこんなに見事に育ってくれた。

サフィニア

サフィニアといえば、純あまと同じサントリーフラワーズが開発した、ナス科ペチュニア族の品種。

波うつように豪華に咲きあふれ、春夏ガーデニングの定番花苗。育てやすく花がたくさん咲くのでガーデニング初心者でも長く楽しめる。とは言え毎朝の花殻摘みは欠かせない。

そういえばこのサフィニアと同等か?それ以上の存在感を放っているのが、やはりこのオーソドックスなアジサイだろう。

他の草花はお日様に映えるが、この花木は雨の中でむしろ生き生きと輝く。この花色…実は昨年の購入時にはピンク色だったのだが、夫が『アジサイは青が良かった』と不満そうだったので、青色専用肥料を与えたら紫色寄りに色付いてくれた。

そしてこれから梅雨に入るにあたっては草花系統よりむしろカラーリーフの存在感が際立つ。このオレンジ系のヒューケラの見事さよ。カラーリーフは本来脇役の筈が完全に主役の花たちを圧倒しているが、そこまで鬱陶しさを感じさせないところがこのヒューケラの素晴らしいところだ。

そしてカラーリーフといえばこの時期様々な品種が店頭に並んでいるが、このコリウス。年々種類が増えてどんどん華やかになってきている。

そしてとうとうルーシーグレイのYouTube動画で見て一目惚れしたこの方をお迎えすることとなった。ここにもコリウスがいるのだが、きっとそう言われてなければ、うちの夫なら、「これはヒューケラ」と言えばそのまま信じてしまうだろう(笑)

これこれ、これがコリウスで、コリウス・バレッティシリーズの『オーロラ』という品種で、直射日光下でも葉焼けしないのが特徴。
切れ込みがあり特徴のある葉と、独特な葉色がとても魅力的。日向から日陰まで場所を選ばず利用でき、
高温多湿にも強いので、夏の庭造りや寄せ植えに大変重宝するに違いない。

特に『オーロラ』は何とも言えない葉色が楽しめ、
アンティークカラーの色味がとても印象的。

わたしがなぜわざわざ夫にお願いして、少し家から遠いルーシーグレイに花苗を買いに行くかというと、ちょっと他の園芸店やホームセンターには置いてないようなセンスのいいアンティークカラーの苗が多数取り揃えられているから。

そう言えば、わたしの苦手な〇〇さん。ママチャリを駆使し何十キロもの道のりを連日のように走破しているとのことだが…わが家からルーシーグレイまで片道約11キロ。車で45分ぐらいのところにあるのだが、ちょっとそこまでママチャリで行くとか考えられないけどなぁ。まあ以前仕事でスポーツ選手に関わったことのある夫に言わせると、『競輪やロードの選手とかならそんなの楽勝だよ』ということらしいが、でも〇〇さんって今年還暦になる御仁で、スポーツには全く興味がないとか仰っていたのだが。そんな人がママチャリで何十キロも走れるものなのだろうか。

あ、やだー。また嫌なこと思い出しちゃった。〇〇さん、“ボケの花の色が垢抜けない“って言ってたわ。

ちなみにボケの花って大体こんな色なんだけど。

ボケ(木瓜)

え?この花の色のどこがどう垢抜けないのか、わたしには全く理解出来ない。価値観の違いと言ったらそれまでなんだけど。

花は人から何を言われても反論出来ないからいいのかもしれないけど、これもし、〇〇さんが“他人の容姿“をみて、「あの子垢抜けないわね」と言ったらどうだろう。

それって所謂、ルッキズム的な言動とでもいうのだろうか。

ちなみにルッキズムとは、人を外見だけで判断したり、差別したりする思想のこと。日本語では「外見至上主義」とも訳され、外見が人間の価値を測る最も重要な要素であるという考え方で、容姿を理由に差別的な言動を取ることも含まれる。

きっと〇〇さんは、なかなか賢い人だから、対人関係には気を遣われているだろう。しかしボケの花は、絶対に反論出来ないから、それをいいことに“垢抜けない“などと失礼なことを言って笑っていられるのだろう。おそらくブロサー内では、そういう歯に衣着せぬ言動が親しみをもって受け入れられているのだろう。

がしかし、国内有数の観光地として、多くのインバウンドを始めとする観光客を受け入れていることで成り立っている北海道の住民が、カニを食べる人たちの様子を…“みんな血走った眼で皿にモリモリ盛っていた。“とか、“みんながカニをむさぼり始めたころゆっくり品定め“とか、本人は面白がって書いているのかもしれないが、内地(この言い方も好きではない)の人間からするとあまり気持ちのいいものではない。

そもそもわたしも以前カニのブッフェをいただいたことはあるけれど、おそらく“カニを血走った眼で盛りにいったり、カニスプーンで、ぐりぐりほじくりながら、むさぼり食う“なんて所業をしたことはない。

上海で上海蟹を食べた時は専門店だったので店員さんが全て綺麗に身をほぐしてくれた。

そして乙女寿司では、大将が素晴らしい手際でカニ(加能ガニ)の身を取り出し、これまた絶品の蟹味噌と共に、芸術的と言っていいようなカニ寿司を頂いた。

加能蟹のお寿司

申し訳ないが、血走った眼でカニスプーンでほじくりながら食べるようなカニしか食べたことがない人は、本当に美味しいカニを味わったことがないのではないだろうか。

そしてそんな御仁の暴言を見て見ぬふりするどころか拍手喝采してる取り巻きたち。これって、どこかの町で起きた陰湿なイジメを彷彿とさせるようでとても気持ちが悪い。まさに社会の縮図とでも言うのか、昔の悪しき村社会の構図そのものがそこにある。

もちろん言論の自由というものがあるから、花の色をどう詰ろうと勝手ではないかという考えもあるだろう。

しかし、それを人間に置き換えてみると…生まれ持ったその人の容姿や個性を、誰かの一方的な“言葉のレッテル“を貼り付けていいものだろうか。

たまたま〇〇さんがお気に召さなかったというだけで、“垢抜けない“などと勝手なレッテルを貼り付けられたボケ(木瓜)の花が不憫でならない。

わたしはむしろ、ボケ(木瓜)の花色は、今どきのアンティークカラーのようで、とてもモダンに感じられるが…他の園芸をされている方はどう受け止められるだろうか。




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