〇〇さん、“無責任な情報の垂れ流し“はやめてくれませんか?

そんな訳で最近はクマさんに出会う確率がほぼないところで遊んでいる。
真夏は鳥さんも山奥に行って過ごしているので夏枯れ、なので鳥メインではなく昆虫や植物が観察対象となることが多い。
河川敷は格好の遊び場なんだけれど、山鼻川緑地はなかなか面白いところなので紹介しちゃおう。(中略)
ここらへんは藻岩山は崖越しではないのでヒグマ注意の看板があるけれど、隠れる場所がなさすぎなので山に入らなければ多分大丈夫。
ただ、マムシと不審者注意の看板もあるから、子供だけで行かせるのはヤバいかもしれない。
大人の遊び場としてはとても楽しいから、みんなも行って見てね。もう少ししたらサクラマス遡上も見れるよ!
先月14日、北海道知床半島にある斜里町の羅臼岳付近で若い登山者の痛ましい事故があったばかりである。その他、連日各地で熊の出没情報が相次いでいる最中、“大人の遊び場“だなんて…何イカれたこと言っちゃってるの?
〇〇さん、割と近くでこんなニュースがあったのご存知ないのだろうか?
ザリガニを捕食する2頭のクマ出没
札幌市南区中ノ沢で8月26日、ザリガニを食べる2頭のクマが現れました。
26日午前10時ごろ、70代の男性が、自宅から南方向に約200メートル離れた所にクマ2頭がいるのを目撃しました。
警察によりますと、周辺では以前からクマが出没していて、男性が望遠鏡でクマがいないか確認していたところ、ザリガニを食べるクマを発見したということです。 クマはザリガニを食べた後、南方向へ立ち去りました。 付近に目立った痕跡はなく、人への被害はありませんでした。 警察がパトロールするとともに、市が周辺を調査しています。
Yahoo!ニュース
そしてこちらは、札幌市ヒグマ出没情報から入手したマップ。この山鼻緑地からそう遠くない南区藻岩下1丁目5番付近でも8月10日に親子のヒグマが目撃されている。

そして今回の26日、「ザリガニを捕食するクマ」の情報、このニュースに寄せられた地元住民と思しき人々の話。
そもそも中ノ沢地区は、真駒内公園から豊平川を挟んだ対岸の南区川沿のイオン、アパホテル等がある場所から山側にあたる地区だけど、中ノ沢地区の東側はほぼ市街地の住宅街と言ってよい場所ですね。
ヒグマが出たのはそこからは更に西側の山に面したあたりだと思いますが、住宅が近くにあることには変わりなく決してヒグマのテリトリーではない。
そんなところにヒグマが出没するということ自体、1980年代では全く考えられなかった話であり大問題だと捉えるべきだと思います。
今年は、全くドングリが落ちてないね。
クルミも、僅かしか生ってない。
猛暑の影響なのか?
ザルガニを食べるくらい食い物が無いのだろうね。
このような土地勘のある方々の情報や、ヒグマ出没情報のマップなどから鑑みて、もはや河川敷だからといって安心できる状況ではないのは素人目にも分かる。
しかも、今年の猛暑でヒグマの食料になるドングリなどの木の実が枯渇しているとなると、マスの遡上狙いのヒグマが出没することも十分考えられるだろう。
それなのに…「サクラマスの遡上も見られるよ」って…何の情報通を気取っているのだろうか?万が一〇〇さんの口車に乗って、マスの遡上を見にいってクマ遭遇なんてことになったら目も当てられないではないか。
〇〇さん、自分はいつも安全地帯にいるのかも知れないが、みんながみんなそうじゃないってことを少しは考えたら如何だろうか。
少し前に、あなたは河川敷のBBQ客のゴミの不法投棄について触れていたが、「もう少ししたらサクラマスの遡上も見られるよ」なんて情報流して、この手の興味本位の輩を呼び寄せたいのだろうか?
そしてもっとうがった見方をすれば、犯罪における『未必の故意』にも似た…事故が発生する可能性があることを認識しながらも、その結果が発生することを受け入れている心理状態。具体的には、〇〇さんは、結果を意図的に生じさせようとは考えていないものの、「ヒグマが出るかもしれないが、それでいい」と考えて発言したと解釈されても仕方のない情報をブログで発信していることになる。
もちろん、そんな〇〇さんの話を鵜呑みにするような方々はいらっしゃらないとは思うが…逆にいえば、今この時期に、害にこそなれ、決して有益ではない「要らん情報」を流すのは如何なものかと思うのである。
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