クラブルームの居心地が良すぎて本当はもっとゆっくりしていたかったのですが、友人が西表/由布/竹富の3島巡り日帰りツアーを予約してくれたので、7:37迄に朝食と帰り支度、チェックアウトをしてホテルエントランスでお迎えを待たなければいけませんでした。
通常のわたしのスタンスだとこういった怒涛の行程は好むところではないのですが、元々日程がタイトで、しかも梅雨の期間中の沖縄地方の旅なので、1日でも晴れ間を捉えるには何かを諦めることも必要だと常日頃から感じていました。
そしてそういったひとつの選択によって、今まで何度も旅の女神が微笑んでくれることも知っていました。
くじ引きもなんでもそうなのですが、あまりに欲をかきすぎると不思議と運は味方してくれません。旅をして何度もそういった場面に遭遇してきて、、、そんな筋書きのないドラマを楽しめるのもまたわたしが旅に出たくなる理由のひとつかもしれません。
さて、インターコンチ石垣リゾートクラブラウンジでの朝食の模様をさくっとお伝えしたいと思います。
とその前に朝、部屋のバルコニーから見えた景色がなかなか素敵でした。
月が空にくっきりと浮かびあがっていて、それがまた澄んだ空気を感じさせてくれます。
清少納言のいうところの“春はあけぼの“の景色とは若干色合いが違っているとは思いますが、日本に居ながらにして、異国の風を感じられるこの場所の朝もまたなんともいえない風情があります。
クラブラウンジの朝食メニューはおそらく長期で滞在しても飽きることはないと思います。エッグベネディクトだけでも4種類、島の朝ごはん、ぬちぐすい畑(サラダ)、卵料理、サイドメニュー、その他のブッフェも豊富です。
最初、島の朝ごはんとぬちぐすい畑とエッグベネディクトを注文したら、「かなりボリュームがあるので、エッグベネディクトはあとで余裕があった時でいいのでは?」とスタッフの方に言っていただいて正解でした。
豚汁だけでもかなりのボリュームでした。ぬちぐすい畑は友人と2人がかりでも完食出来ませんでした。
今日はフェリーや遊覧船に乗るので腹八分目で酔い止めを飲みました。友人も初日車の移動で酔ったので、今回ばかりは薬を飲んでもらいました。
そうそう肝心の朝食の感想ですが、“八重山“の洗練された日本料理の雰囲気とは違って、肩肘張らないゆるい離島の自然を感じさせる石垣島の料理でした。島の野菜中心の極めて新鮮で健康的な素材が惜しげもなく使われていました。味もうす味の割に出汁が効いていて十分野菜の甘さを感じることが出来ました。
画像では伝わりづらいかもしれませんが、本当の贅沢とか豊かさとはこういう素朴なものを味わうということなのかもしれません。
とまあ、余韻に浸っていたかったのですが、後ろ髪をひかれる思いでラウンジを後にしてチェックアウト、日帰りツアーの送迎車に乗り込みました。
直近のホテル宿泊ですと、ニアと娘の3人で泊まったキンプトンとの比較になりますが、あちらはNYの都会をコンセプトとした洗練された雰囲気でしたが、こちらは、ゆったりとした島時間が流れるアジアンリゾートでした。ファミリーで訪れるなら本館で、大人の旅を楽しみたいならクラブ棟を選択することをお薦めします。
石垣島もこちらのホテルも初めてでしたが、おそらく石垣島に限って言えばクラブラウンジのサービスに関してはこのホテル以上の選択肢はないかもと思えるぐらいのレベルでした。もしまた石垣島を訪れる時があるとしたら、またここに泊まりたいと思いました。
まだ時間は早いのですがもう1日すぎたかと思うぐらいの充実ぶりです。
これからフェリーに乗って西表島に向かいます。
45分くらいで西表島に到着しました。
今回の旅はとても濃密でした。そういえばシュノーケリングの動画のデータが大きすぎてまだアップ出来ていません。
明日以降も暫く旅の話が続く予定です。
ちなみに帰宅した翌日庭を見たら、梅桃の実が熟していたので、半分くらい収穫してコンポートを作りました。
わが家の庭で採れた梅桃の実で出来たコンポートはなかなか美味しかったです。後日もう少し採れそうなのでまた作ろうと思いました。
コンポートはヨーグルトに入れたり、炭酸で割ってソーダ水にしてみたりいろいろ楽しめますよ。
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