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【神戸北野異人館巡り】ラインの館〜英国館

ラインの館

うろこの家&展望ギャラリーの見学の終え坂道を下り、北野通りに向かう途中にあるラインの館に立ち寄る。

ここは北野異人館街唯一の無料入館施設。この館が建築されたのは1915年。フランス生まれのドレウェル夫人が1920年に亡くなるまで暮らしていた。

その後1978年に神戸市が購入して一般公開のための工事を行い、地区内の案内センターとして整備。

その際、市民から愛称を募集し、元住人のオーバーライン氏の故国ドイツのライン川と、壁面の下見板の美しい直線美にちなんで「ラインの館」と名付けられた。

応接間

今も誰かが住んでいるかのような…当時の生活ぶりが垣間見える調度品の数々。

窓から北野坂に面した建物が見える。

この日はあいにくの天気だったが、ここはInstagramで映えると話題になり、ウエディングフォトを撮る方もいらっしゃるとか。

英国館〜あの名探偵に会える

イギリス人技師の設計による英国館(旧フデセック邸)は明治42年(1909年)の建築当時のままに保存されているコロニアル様式が美しい洋館。

イングリッシュガーデンは訪れる人を四季折々の風情で迎えてくれる。 


館内はアーツ&クラフツ運動の提唱者でモダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのファブリックで装飾され、17世紀バロックから19世紀ビクトリア朝時代の格調高いアンティーク家具や調度品が往時の豊かな生活を偲ばせてくれる。

しかしなんと言っても、この異人館の1番のお勧めポイントは…名探偵シャーロックホームズの部屋が小説に忠実に再現されていたり、ロンドンの地下鉄ベイカーストリート駅が突如として庭に現れるなど遊び心満載の撮影スポットが目白押しなこと。

そしてさらに嬉しいことに、ホームズのトレードマークのインバネスケープ(マント)とディアストーカー(帽子)を無料で借り、名探偵になりきることができるのだ。

何を隠そう、わたしもママ友も大のホームズ好き。しかもママ友に至っては高校時代演劇部だったこともあり、早速衣装を借りてノリノリでホームズになりきっていた。

英国の作家コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ・シリーズ」(全60編)は1887年発表以来、現在もなお世界中の多くの読者に愛され続けている。中でもシャーロキアンと呼ばれる熱狂的なファンはシリーズを「正典」として、実在の事象としてその研究をしている。

世界で最も有名な英国人シャーロック・ホームズは友人であり相棒のワトスン医師とロンドンのベーカー街221B番地の下宿で共同生活をしていた。

英国館では2007年に築後100周年を記念して「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」の助言を得て、シリーズ20作目『マスグレーヴ家の儀式書』(1893年発表)の作品中の描写に基づいて出来るだけ忠実に名探偵シャーロック・ホームズの部屋を館内に再現した。

ホームズを追いかけていたらいつのまにか、不思議の国のアリスの世界に迷い込んでしまったらしい。

英国館…ここは、ホームズが活躍した時代の気分を味わうにはうってつけの場所だった。惜しむらくは、以前夜に営業されていたバーが閉鎖されてしまったことぐらいか。

旅はまだ続くが今日はこの辺で。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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