今週の仕事が終わった。先輩に次はいつ?と聞かれたので、次は火曜日から、そのあとは、ずっとこちらでお世話になります♪と答えたら、じゃあたくさん仕事やってもらわなくちゃと、笑顔で返された。
今日は請求書の印字をしたり、電話も沢山でて、もちろん言われるがままだけれど、こちらから現場や取り引き先に電話を掛けたり、SI、、、貿易の場合これをShipping Instructionという用語の略として使うのだが、これらの数字に差異がないかチェックする作業が重要となってくる。
この週末は少し、自分がやった仕事を頭の中で整理してみようかと思っている。
そして日曜午後は、あちらの仕事のラスト。今となっては完全に消化試合の様相を呈している。今から考えても仕方ないが、何事も起きなければそれで良し。
私はおそらく今後この仕事に携わることは二度とないと思う。いや携わりたくない。獲るモノがなかったとは言わないがそれ以上に自分自身の自尊心が傷つけられることのほうが多かった。問題だらけでもそれに目を瞑って仕事することが求められる。
犯罪とまではいかないにしても、法令違反の片棒を担がされているようでずっと心が痛かった。
新しい職場は、目の回るような忙しさで、それなりに大変だが、基本的に書類に不備がないようにチェックする仕事なので、自分がその気になりさえすれば、かなりのスキルアップが望める。
人によりけりだろうが、半世紀も生きてくるとだんだん本当に欲しいものが少なくなってくる。
次はどこへ行きたいと聞かれたら、たくさん行き先は思いつくけれど、旅人である自分は、仮の自分であって、本来の自分とは似て異なる者だ。
人は仕事だけで生きることも、趣味だけで生きることも出来ない。そして人間関係も大切ではあるが、自分自身を大切にすることが、結果的に他の誰かを尊重することに繋がっていくと信じている。
人は間違いを犯す生き物でもある。だからその間違いには寛容であってもいい。でもその一方で、間違いを無くす努力を怠ってはならないと思う。だから、他人に優しく、自分に厳しくありたい。
一年間、障がい者のグループホームで働いて獲たこと。日々より良い自分になれるよう努力しなければ、落ちていく一方だということ。そしてその努力する原動力となるのが、生き甲斐だ。
私の生き甲斐は、ひとことでは言い表せないが、その時々に思い描いたビジョンをより明確に現実にしていく過程かもしれない。
それは少し、旅の計画をたてるコトと似ている。
ひとつの旅が終わると、また次の旅を思い描く。私がこの世から消えない限り、人生という長い旅も続くし、何の為に生きるかと考えるより、そこに道があるから、どんどん前に進んでいけばいいと思う。
そこはまだ誰も足を踏み入れたことのない未開の地と思えば、きっと畏れよりも希望のほうが勝っているに違いない。
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