世界の伝統料理ベスト100、日本の「カレー」が1位に
伝統的な料理に関する体験型旅行サイト「Taste Atlas」は、「Best Traditional Food in the World 世界の伝統料理ランキング(世界最高の伝統料理)」のトップ100を発表。このランキングで日本の「カレー」が1位に輝いた。ランキングは以下の通り。
「Best Traditional Food in the World」では、読者の評価をもとに世界で最も評価の高かった料理をランキング形式で紹介。
それぞれの料理の歴史や由来、どんな食材を使っているかなどを解説している。
日本のカレーについて、Taste Atlasでは「日本で最も人気のある料理の一つ。明治時代(1868-1912)にイギリスから伝わり、日本で人気を博すようになった。今や、カレーは日本の国民食といってもいいほどポピュラーな食べ物である」と説明している。
また、インドカレーとの違いについては、日本のカレーは小麦粉やルーを使うため、辛さは控えめで、甘く濃厚とのこと。
このほか日本からは、21位にトンコツラーメン、30位にカツ丼、43位にカレーライス、44位に醤油ラーメン、46位にサーモンのにぎり寿司、47位に餃子、54位に焼きうどん、56位にエビフライ、67位に牛丼、83位に味噌ラーメン、85位に塩ラーメンと複数の日本の料理がランクインしている。
それにしても…1位のカレーと43位にカレーライスの違いって何?と画像を確認してみると面白いことが分かった。
両者ともにスープカレー店で、1位に選ばれているのが札幌のスアゲのカツカレー、43位は下北沢のRojiura Curry SAMURAI.のノーマルカレーなのだ。
どちらも国内において元々評価が高いお店のようだが、日本人感覚でいうとこれが伝統料理というのはかなり違う気がしてしまう。
しかしそれはこの際どうでもいいことなのかもしれない。日本を訪れた外国人の皆さんが、日本のカレーを世界一と評価してくれたことが嬉しい。
そして恥ずかしながらわたし、どちらのお店にも伺ったことがないので、いずれ機会があれば行ってみたいと思った。
ところで、ランクインしているのが、ラーメン、餃子、丼もの、焼きうどんなど、およそわたしたち日本人のイメージする和食とはかけ離れていることが興味深い。
ちなみに、ランキングの2位はグリルステーキ「Picanha」(ブラジル)、3位はアサリの酒蒸し「Ameijoas a Bulhao Pato」(ポルトガル)、4位は小籠包「Tangbao」(中国)、5位は焼き餃子「Guotie」(中国)、6位はカレーの一種「Phanaeng Curry」(タイ)、7位はマリネの一種「Ceviche mixto」(ペルー)、8位はグリーンシチュー「Ghormeh sabzi」(イラン)、9位はケバブの一種「Cag kebab」(トルコ)、10位はローストチキン「Pollo a la brasa」(ペルー)と続いていくのだが、5位の焼き餃子の画像のビジュアルなどは、もはやこれは日本の食べ物のようにも見える。
いずれにせよ日本がお手軽なファーストフードから手の込んだ高級料理まで世界的にみて極めてリーズナブルな食に出会える“美味しい国“だということは間違いないだろう。
後日談
先日息子の彼女がホットケーキMIXで作ったロールケーキをインスタにアップしていた件について触れたが、これまたクラシルで表彰されたらしい。
きゃー素敵すぎるぜぃ♪
ってなんで今回この件を報告したのかというと、たまたまかもしれないがその記事を書いた翌日にホットケーキMIXで作った全く違うお菓子をご自身のブログに掲載されている方がいらしたのだ。
わたしの作った寄せ植えや料理がディスられるのはともかく、息子の彼女のコンテンツに変な対抗心を持たれるのはあまり気分のいいものではない。
あの時点では差し障りがあるといけないので画像を載せなかったが、彼女の作品があの程度と思われるのは本意ではないので、今年最初の受賞の報告も兼ねてお披露目させていただきます。
ちなみにこちらのロールケーキは、ホットケーキミックスに加える卵を卵黄と卵白に分け、卵白をメレンゲにして生地にサクッと混ぜるというスポンジを作る時の手法で作られています。
なのでおよそホットケーキMIXで作ったとは思えない、極めてスポンジに近い出来栄えに違いないのです。
そしていつも思うことですが、料理ってただ材料を集めてレシピ通りに作ったから美味しくなるわけじゃなくて、見えないひと手間をかけることが大切なのかなと。
いずれにしても、ベテラン主婦なら主婦らしく基本に忠実であれと思うし、基本をおろそかにして表面だけマネをしたところで、自分の不甲斐なさを曝け出すだけなのでそういうおふざけはほどほどにしたほうがよろしいかと。
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