梅雨が来る前に
早いもので、もうすぐ5月が終わろうとしている。
今年は、GWが明けてから、例年と比べて晴天が少なく雨や曇天が多く、肌寒いと感じる日も多々あり、夫はあまり体調が優れなかった。それでも庭木の手入れは待ったなしなので、暇を見ては剪定作業をしていた。
わたしは、花殻摘みと、いよいよ終わりを迎えたパンビオ(パンジービオラ)たちとさよならして、新しい夏の草花たちをたくさんお迎えした。
今、こちらの花壇で存在感を放つのは、昨年ルーシーグレイで入手したカリブラコア カメレオン。

入手当時は小さく花付きもまばらだったものが、見違えるよう。

さて、こちらの鉢植えは何かお分かりになるだろうか?これは、冬の間室内に置いてあったポインセチアのその後のお姿である。

冬が終わり、一旦色づいた葉が落ちてすっかり新葉と入れ替わっている。
以前このポインセチアを元のような赤色に戻す方法をお伝えしたことがあるので、ご興味のある方はご覧あれ。
さて、今朝は久しぶりのすっきりした晴天だったので、収穫を終えたプランターの土を天日干ししたり、観葉植物の鉢替えをしたり、家の生垣のマサキから挿し穂を作った。娘①ファミリーの家の建築の為に今あるマサキは一旦撤去することになるので、再び生垣にしてもいいように一応保険で苗を作ろうと試みてみた。
そんなこんなでわが家の庭はすっかり初夏の雰囲気に様変わりしつつある。

そしてこれから梅雨に向かって映える花といえばなんと言ってもこれだろう。まだこれからという感じだが無事花芽があがってきている。

黒鬼灯と鬼灯(ホオズキ)は別属
そしてこれはルーシーグレイで購入した珍しい品種の花たち♪美味しそうな名前のペチュニアや、黒鬼灯、コレオプシス ソランナ。

黒鬼灯は、一般的な朱色のホオズキとは別属で同じ仲間ではない。派手さはないが、気品があってわたしはとても好きな植物である。花言葉は「可憐な愛」「自然美」。
夏の風物詩として親しまれるホオズキ。その朱色の実と涼しげな音色は多くの人々を魅了するが、「ホオズキを植えてはいけない」という話を聞いたことはないだろうか?
というのも、古くから伝わる言い伝えや迷信に基づく理由があり、ホオズキは縁起が悪いとされ、家族に不幸をもたらしたり、死者や病人が出るなどの不吉な出来事を招くと信じられてきた。特に東北地方などでは、ホオズキが霊を呼び寄せるという言い伝えも存在し、これらの迷信が今でも根強く残っているのだとか。
また、ホオズキの花言葉には「偽り」「ごまかし」「私を誘って」などのネガティブな意味合いが含まれているので、花言葉を重視する方々にとっては、これらの言葉が庭に不安定なエネルギーをもたらすと考えられ、植えることを避ける理由となっている。
そしてこれは最も現実的な話であるが、ホオズキの実や葉にはアルカロイドという有毒成分が含まれており、誤って摂取すると健康被害を引き起こす可能性がある。特に小さな子供やペットがいる家庭では、間違えて口にする危険性があるため注意が必要。
摂取すると腹痛や嘔吐、下痢などの症状が現れることがあり、これが植えることを避ける最大の理由となっている。
ということだが、黒鬼灯は一般的なホオズキとは別族の植物であり、花言葉にもネガティブな意味は含まれていないので、観賞用として適しているのではないか。
観賞用といえば、半月ほど前に作ったカリブラコアとリシマキアの寄せ植えがなかなかシックな色合いに仕上がってくれた。

そうそう。夏野菜のほうも順調に育ってくれている。これはサントリーの『純あま』という品種のミニトマト。このミニトマトは、平均糖度8度と高く、フルーツのような甘さが特徴。最高で11度を記録することもあり、スイカと同程度の甘さを持つ場合もあるのだとか。

わたしは、トマトは昔ながらの自然な酸味のある品種も好きだが、こういったフルーツトマトも大好きだ。トマトにはさまざまな種類があり、こういった生食に向いているものや料理に使うものなどそれぞれの用途に合わせて適した方法で食べる楽しさもまた魅力のひとつだ。
わたしはトマト好きなので、もちろん他の品種も育てている…というか、コンポスト堆肥を使っているので、そこから勝手に発芽して花壇やプランターで勝手に大きくなっていると言ったほうがいいか。
そして今年はさつまいものプランター栽培にチャレンジすることに。さつまいもは、芋だけではなく、その芋づるを食べることも出来る。芋づるは、炒め物、和え物、煮浸し、佃煮など、様々な料理に利用出来て、ビタミンC、E、K、βカロテン、ポリフェノール、ルチンなどが豊富に含まれているのだとか。

プランター栽培をすると土の管理が容易になるので、今後はプランター栽培を中心に野菜作りを極めていけたらと思っている。
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