ダージリン・セカンドフラッシュを飲みながら

今日は自主的にコロナ接種休み♪

幸い熱はないけれど、、、注射した左腕から背中にかけて痛みがあるのでダージリンのセカンドフラッシュを飲みながら”藤稔”という葡萄を食べて痛み止めを飲んだ。

この藤稔という品種、、、藤沢市の方が「人々に喜ばれる葡萄」をテーマに苦難の末開発したものだ。

以前、青木果樹園では「井川682」を栽培していたが、大粒で栽培が容易で実りやすい長所がある一方、肉質が良くなく貯蔵性も良くないという短所があった。また、「ピオーネ」は旨みがあり貯蔵性も良く、肉質や品質が良好という長所がある一方、栽培が難しく実りにくい短所があった。青木は両品種を交配し、藤稔を誕生させた。

「巨峰」よりも糖度が高く、味も良好ということで人気が高まり、現在においては青木の指導により日本各地で栽培されている。 

美味しい葡萄が生産され食卓に届くまでには開発者の血の滲むような努力があってこそ。

しかしシャインマスカットなどの高級品種の苗が無断で持ち出され韓国や中国で栽培される事案が相次いだ為、2021年4月1日、改正種苗法が施行された。

改正前は正規に購入した種苗の海外への持ち出しは違法ではなかったが、4月以降は「国内限定」などの制限に違反すると、個人は10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、法人は3億円以下の罰金が課され、流通の差し止めや損害賠償を求償されることとなった。

この法律の改正は日本の農産物の生産者を守る上でとても重要な意味があると思う。むしろ遅きに失したぐらいだ。

誰でも安くて美味しいものを食べるにはこしたことはないが、その生産者にもそれ相応の対価が支払わなければ彼らの権利が著しく侵害される。

その生産者の生活が立ちいかなくなり廃業に追い込まれたとしたらそこで培われた技術や経験の継承が途絶えてしまうことだってある。そしてこの先新しいものを生み出す機会も失ってしまうのだ。

今はどんな情報もWebの中に転がっていて紙媒体の存在も危うくなっている。それは自然の流れと言ってしまえばそれまでだが安易にそれに乗っかっていいものだろうか。

確かに安かろう悪かろうは通用しない。しかし安かろう良かろうが極まったその先には、結局は回り回って自分の首を絞めることになりはしないだろうか。

日本の失われた30年。その間に中国はどんどん日本に追いつき追い越していった。中国に限らず他の近隣諸国との距離もどんどん縮まってきている。

昨日ようやく「晴天を衝け」が再開したが、パリに滞在中の渋沢さんがそこで株や債券の概念を学んだときのエピソード「皆の小さき一滴が一滴が流れを作り皆が幸せになる」

生産者だけでも消費者だけでもない。皆が幸せにならなければきっと世の中はいい方向には進んでいかないと思う。


ちなみに皆さんはダージリンセカンドフラッシュをご存知だろうか?

セカンドフラッシュのシーズンは、例年5月下旬~6月下旬にかけてのわずか1カ月弱しかない。

セカンドフラッシュは夏摘みの紅茶で、花々を思わせる爽やかな香り時に緑茶を思わせる青みのある風味が特徴の春摘み紅茶=ファーストフラッシュと比較して、熟した果実のような香気(マスカットフレバーとも言われる)コクのある円熟した風味、深い紅色にカップの中で輝くお茶の色味は、まさに紅茶の中の紅茶。別名「紅茶の女王」と称えられる世界的に名高い銘茶だ。

今飲んでいるティーバッグも50グラムで900円ぐらいなので決して安い代物ではない。

しかし希少価値のあるものにはそれ相応の対価が支払われるべきで、逆に安いとしたら偽物なんじゃないかと疑ってかからないければいけない。なにしろひとくち飲んでみればその違いは一目瞭然なのだ。


ダージリンと言えば、世界最古の山岳鉄道として知られる世界遺産でもあるダージリン・ヒマラヤ鉄道も有名だ。

以前インドに旅行した時は、50度に迫ろうかという熱波の時期で、ずっと冷房のガンガンきいた車で移動だったので鉄道を利用したことはない。

でもいつか乗ってみたいな。

コロナ注射休暇(自主的な夏休み)をとってよかった。

朝から美味しい紅茶を飲み、地元の素晴らしい名産品を味わいながら優雅な時間をすごせるのだから。

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