引き続き趣味ネタ。
昨日朝AGORAをみて急に思い立って三菱一号館美術館に行ってみた。とてもタイミングよくコトが運んだので気を良くしている。
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気を良くしたついでに、昨日はもうひとつ気になった記事があったのでそのことに関連したことを書いてみようかしら。
![](https://www.happystorybook.com/wp-content/uploads/2021/07/EFB25A6A-C59C-4CAE-BD23-A3DEF4A93E94-1024x768.jpeg)
わたしは、この記事の写真を見たとき、ある場所のことをふと思い出した。
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これどこだかわかります?東洋の貴婦人と称されるザ・ペニンシュラ香港のバーFelixの洗面所なんですよ。このバー、トイレの入り口にもスタッフがいたので、この写真しか撮れなかったけれど、最初どう使っていいか分からなかった。手前にある黒い筒状のものがハンドドライヤー。
あとで知ったことだが、ここの男性用トイレは世界一見晴らしがよいことで有名らしい。あはは。
話は少し脱線してしまったが、お茶に欠かせない水周りまでも無駄が省かれ、尚且つ行き届いているという点で、同じ水を扱うトイレという空間にも通じるものがあるのだと気づかされた。
ちなみにこちらのバーの写真の方はしっかり納めてあるけれど、テーブルの幅が狭すぎるし、写真でお気づきかもしれないが、緩ーく斜めっていて、椅子も足の短いおばさんたちにはちょいと高すぎた。
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しかし、そういう変ちくりんな空間にいるのも悪くない。多少酔いが回っていると余計に面白く感じられるから。
そしてちょうどそんなタイミングでまた茶論から、悪魔的なお誘いメールが届いた。
なんとなく中級を取るのが面倒でこのところ単科や茶会ばかり取っている。7月のお稽古はお休みして、8月の単科を予約した。「茶碗を知る」、、、昨日天目茶碗をみたわたしにはあまりにもタイムリーすぎるではないか。
茶道は、ありとあらゆる芸術を融合させた究極の芸術だ。
そしてそれは日常のさまざまな営みの中でゆっくりと時間をかけて、自分自身の心に浸透させていくのがいい。
ペニンシュラ香港の話題を書きながら思い出した。このホテル、1番下のカテゴリーの部屋でも担当のバトラーさんがいて、チェックインした時にお茶を淹れてもらってとても感動したコトを覚えている。
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![](https://www.happystorybook.com/wp-content/uploads/2021/07/6FBE5257-FAE0-46D7-9080-777A7B730C90-768x1024.jpeg)
![](https://www.happystorybook.com/wp-content/uploads/2021/07/FBC874E1-A466-43AB-A8F7-54C76E2435CB-768x1024.jpeg)
そして、こちらの1階のラウンジは、アフタヌーンティーが超有名で、宿泊客以外は直接並んで順番を待つしかない。逆にいえば宿泊客には順番待ちが無いので貴重な旅の時間を節約する為には泊まるのがいいんじゃないかと思う。
ただねーわたしが旅行した5年前の香港と今は全く違う様相を呈しているらしい。
中国が香港を呑み込むのは仕方ないにしても、香港ならではの良さを排除してしまっていいものだろうか。
おそらくもう2度とあの頃には戻れないだろう。なのでわたしが今後香港に行くこともないかもしれない。
そしてだからこそ、お茶のこころは一期一会なのだ。
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