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薔薇の季節

メロン苗1号が

今月も残すところあと1週間と少し。本当に時間が過ぎるのが早いです。一時期急激に気温が下がり、温室も前倒しで組み立てようと思ったぐらいですがもう少し大丈夫そうです。

ところでこの季節、庭のお手入れで何が一番大変かというと水遣りの加減です。

実はコンポストから発芽して育てていたメロン苗1号が、ダメになってしまいました。幸い予備で育てていた苗があって植え替え、2号の最初の摘芯も終えたのでホッとしているところです。

このダメになった原因というのが、おそらく水遣りのしすぎです。わたしは前回メロンを育てていた時に、極力株の根元に直接水が掛からないようにして、ほんのり土が湿っている状態を心掛けていました。

ということもあって、夏の時のように昼夜2回の水遣りの必要はなくなり、それぞれの植物の特性に合わせて、その日は水遣りをしなくていいものがあったり。その代わり、まだ病害虫の心配があるので、注意深く観察が必要になります。なのでトータルで庭にいる時間はそれほど変わらないです。

しかし、じいはその辺の加減がまだ分かっていないようで、ある日、その日は水をあげる必要がなかったメロンの苗に他の野菜と同じくらいの水をかけてしまったのです。

案の定次の日から調子がおかしくなり、雨が降ったことでさらにおいうちをかける結果に。もうここまで苗が弱ってしまうと取り返しがつかなってくるので、残念ですが、別な苗を植えるしかありませんでした。

ただ以前のわたしなら、じいを責めて喧嘩になっていたところですが、今回は本人は良かれと思ってしたことなので、「秋は植物が根腐れしやすい季節なので、土が乾いているのだけ水遣りしてね」というにとどめました。

だだその代わり、あんなに元気だったメロンがほんの一瞬の気の緩みで枯れてしまうことに、メロン栽培の難しさ、そして命の儚さを感じ、少し落ち込みました。

そして、最近時々ニュースになっている果樹や農作物泥棒や、安易に木の伐採をしてしまうなど自然破壊の行為を繰り返す人たちに対しては怒りを禁じ得ません。

薔薇の季節

そして、そんな少し感傷に浸り気味なわたしの心を慰めてくれたのはこのゲーテの詩でした。

バラの季節過ぎたる今にして初めて知る、バラのつぼみの何たるかを。
遅れ咲きの茎に輝けるただ一輪、千紫万紅をつぐないて余れり。

人生には色んな事が有った。華やかな幸せな時、 棘に刺されたような時も、千紫万紅の色とりどりの局面も有った。その時を過ぎて今、遅ればせながら咲いているたった一輪の薔薇。今までの全てを凌駕してなお余りある一筋の光となってわたしの心を捉えて離さない。

これはある程度、歳を重ねた今だからこそ感じられる人生への感慨だと思います。

気品溢れる薔薇の色や香りに包まれている、、、そんな厳かな気持ちになりました。

今朝の庭では

今さらですが、ゴーヤさんたちが急に実をつけ始めています。

それからフェンスに掛けたあのミニ薔薇も、最初の花は終わりましたが次の蕾をつけ始めています。

人間のように、嘘をついたり言い訳したりしない動物や植物たちの素直さに癒されます。

フィンランドで食べたサーモンスープには欠かせないディルも発芽しました。これで今年の冬も乗り越えられそうな気がしてきました。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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