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【話題ですが】コオロギに熱い視線 環境配慮の次世代たんぱく源 昆虫食、1000億円市場へ

牛や豚に比べ低い環境負荷で生産できる次世代のたんぱく源として、コオロギに注目が集まっている。3年後には昆虫食の市場規模が世界で約1000億円に達するとの試算もあり、参入企業が増加。コオロギを使用した商品の多様化も進んでいる。

日本で昆虫食人気の火付け役となったのが、20年に良品計画の「無印良品」が発売した「コオロギせんべい」だ。塩味が利いたエビせんべいのような味わいで、ネット通販や店頭で売り切れが続出した。使われているのはグリラス(徳島県鳴門市)が販売する「コオロギパウダー」。徳島大学発のベンチャーで、30年超の研究を基に食用コオロギの生産、加工から商品開発、販売までを担う。19年創業の同社は、コオロギ成分を使用したプロテインバーやカレーも販売するほか、飛行機の機内食や学校給食の選択式メニューとしてコオロギ食品を体験する機会を提供し普及を試みる。生産効率化にも取り組み、採卵から粉末化までを自動化するシステムの開発を目指す。 コオロギはエビやカニなどの甲殻類と似た成分を含み、アレルギー症状を引き起こす恐れがある。グリラスではゲノム編集技術を使い、アレルゲン性の低いコオロギも開発中だ。

1月にはNTT東日本が、グリラスと情報通信技術(ICT)を活用したコオロギ飼育の自動化に関する実証実験の開始を発表するなど、「企業からの協業の問い合わせが増えている」(グリラス広報)という。

飼料効率、牛の12倍 国連食糧農業機関(FAO)は、13年に世界の食料危機と昆虫食に関する報告書を発表。コオロギは、牛や豚などの家畜と比べ少ない水と飼料で育ち、栄養価が高く、温室効果ガス排出量が少ないことが示され、コオロギ食品開発の追い風となった。家畜の体重を1キロ増やすために必要な飼料は鶏で2.5キロ、豚で5キロ、牛で10キロだが、コオロギはわずか1.7キロ。8割が食べられるコオロギと比べ、鶏と豚は5.5割、牛は4割にとどまり、コオロギの飼料効率は鶏の2倍、豚の4倍、牛の12倍に及ぶという。 栄養価の高さも特長で、「乾燥状態の牛肉と比較すると、乾燥させたコオロギは同等のプロテインを含み、亜鉛や鉄分も豊富」(葦苅氏)だ。 昆虫食でコオロギが主流になっていることについて、食用昆虫科学研究会の吉田誠理事は「味に癖がなく食べやすいことに加え、卵パックや衣装ケースで飼育できるほど養殖が簡単なので事業として始めやすい」と分析する。 日本でも市場拡大 TPCマーケティングリサーチ(大阪市)が今年1月に発表した調査によると、日本の昆虫食市場は21年で10億8000万円と前年から6割増え、22年には14億8000万円とさらなる拡大を見込む。日本能率協会総合研究所(東京)が20年に発表した調査では、世界の昆虫食市場は19年度で70億円、25年度には1000億円規模に上ると予測する。

欧州では21年からゴミムシダマシの幼虫「ミールワーム」を使用した食品に対し、安全性を評価して販売を承認するなど、昆虫食を販売しやすい環境が整備されつつある。⽇本では、各事業者が⾷品衛⽣基準を満たすなど、品質管理を行うほか、アレルギー成分の表⽰を通じた安全性確保にも取り組んでいる。吉田氏は「事業展開が早かった欧米や、所得向上策として国全体でコオロギ養殖を後押ししているタイと比較すると日本は遅れているものの、市場は拡大傾向にある」と指摘する。 一方で、吉田氏は「コオロギ一辺倒だと市場拡大に限界が見えてくる。昆虫は種類が多く、味も香りも違うので多品種化にも取り組み、食の選択肢の一つとして認識を拡大させることが必要だ」との見方を示している。 

時事通信

現在、大学院でデータサイエンス系の研究をしている息子。実は学部時代はバイオ系の学科で、コオロギの生態を学ぶ研究室にいたこともあった。しかしその後、彼の将来の方向性が変わったこともあり、コオロギの飼育から離脱したらしい。

いずれにせよ昭和生まれのおばさんからすると考えられないような時代になっていると実感せざるを得ない。

しかし、わたし個人的には息子が自分の意思でコオロギの研究から遠ざかり、別の道に進んでくれたことをとても嬉しく思っている。

だって、いくら飼料の効率が良くて、栄養価が高いといわれても、昆虫の粉末入りの食品を大量に摂取するのには抵抗がある。

しかしそれでも意識高い系の有名人やインフルエンサーなどが『お勧めです♪』『入手困難です』などとTVやSNSなどを通じて煽れば、流行に乗り遅れたら死んでしまう系の人たちは殺到してしまうのかなと思う。

そしてしまいには『今どき、効率の悪い肉や魚など食べてる人はいない』なんて、どや顔で言ってしまう某人気ブロガーさんのような人が巷に溢れ返るのだろうか。

ちなみに漢方でコオロギは『微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけない』とされています。

この情報を信じるか信じないかも、もちろん個人の価値観や判断に委ねられるが、少なくとも今、少子高齢化が待ったなしのわが国において、こういった不安要素が払拭されない食品をあえて摂取する必要性があるとは思えないのだ。

しかしいくら消費者が懸念しようとも、粉末にして冷凍食品のハンバーグや餃子や炒飯、春巻き、グラタンなどに混ぜられたらわからないし、ラーメンにも、魚粉のような蛩(コオロギ)粉とか、もう密かに出回っていたとしてもわからないのではないだろうか。

もちろん新しいタンパク源の食べ物として販売され、食べたい人が買って食べるだけなら問題はないだろう。しかし別に入れなくていい物に無理矢理混ぜて知らない内に全員に食べさせようという方向に流されていくのが嫌だ。

しかもここは日本。ワクチンやマスクや義務でもないマイナンバーカードがごり押しされている国だ。コロオギを食べさせる事ぐらい強制にしてきてもおかしくないだろう。

ということでこれからコオロギがいくら流行しようとも、わたしは出来る限り普通の食品を食べ続けようと思う。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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