米国で新型コロナウイルスのオミクロン型から派生した変異株「EG.5(通称エリス)」の感染が拡大している。
米疾病対策センター(CDC)によると、8月5日までの1週間のコロナ入院患者数は約1万人で前週比14%増だった。
4月下旬以来の多さで、米政府が5月にコロナ流行に伴う非常事態宣言を解除する前の水準に逆戻りしたかたちだ。
米国のデータ
入院
10,320 (2023年7月30日~8月5日)
入院患者数の推移 直近 1 週間で+14.3%
死亡者 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) によるもの
1.1% (2023年7月30日~8月5日)
新型コロナウイルス感染症による死亡率の推移
直近1 週間で+10%
日本経済新聞
新型コロナウイルスの新たな変異株「EG.5」(通称エリス)の感染者数は増加する傾向があり、世界保健機関(WHO)は9日、同変異株を「注目すべき変異株」に指定した。
一方、ネット上で出回っている動画によると、中国の上海、浙江省、江西省、江蘇省などの多くの病院で高熱を繰り返している患者が大量に受診し、待合室が満席となり、受付で行列している様子が映し出されている。患者には子供も多くいるようだ。
また、多くのネットユーザーは、「子供が高熱を出し、我が子のつらい顔を見て、自分が病気になるよりも辛い」、「上海は36度で、暑さを全然感じられない」と自身の経験を共有した。
上海市肺科病院呼吸器内科の胡洋副主任医師は、新型コロナウイルスの感染者数がまた増えており、三度目の陽性患者も続出している。症状は比較的軽いが、新たな変異株による可能性があると述べた。
米コロンビア大学のデビッド・ホー教授はEG.5について、新しい変異型ではあるものの、症状は以前の変異型と異なるわけではなく、重くなるわけでもないとCNNに語っている。ただ、以前の変異型と比べると免疫を回避しやすく、そのため世界中で広がっていると解説している。
症状としては、発熱、倦怠感、筋肉痛、胸の痛み、鼻づまり、せき、頭痛、吐き気、下痢、嘔吐、のどの痛み、味覚障害、嗅覚障害などが起こりうる。
このタイミングで中国からの団体客を受け入れるわが国…あまりにもお気楽すぎやしませんか?
そしてさらに、今、首都圏を中心に火葬場が不足し、すぐに火葬することができないケースが増えているという。ある40代女性によると…「東京の叔父が亡くなった時、火葬まで2週間待ちになった。ドライアイスを大量に使って、遺体を冷やした」。
また60代女性は、「友人の父が亡くなった時、火葬場が空いてないので、火葬予定が2~3日伸びた。遺体は式場で預かってもらい、ドライアイスで冷蔵していた。1泊ごとにお金を払わなければならず、小規模な葬式だったはずが、費用が上がった」などあらたに火葬待ちの費用が発生するケースも。都内のある葬儀社の場合、遺体安置は1日2万円、場所代や遺体を冷やすドライアイス代が加算されることとなる。
この夏の記録的な猛暑の影響で、不幸にも熱中症でお亡くなりになる方もいらっしゃるだろう。
それに加え、以前より免疫を回避しやすい変異種が蔓延することを考えると、5類になったからといって人混みでマスクを外すなど考えられない。米国の直近のデータをみると、入院患者の内1.1%の死亡率って、相当高い割合ですよ。
これでもわたし、一応基礎疾患持ちなので、コロナに罹患したら重症化するリスクが高いと思われる。だから、今となっては、どんなに効果が低いと言われようとも、マスク着用、手洗いをする以外、自分の身を守る術はないと思っている。
しかも、三度目の陽性患者が続出しているとなると、一度罹患すれば抗体が出来るという類いのウィルスでもないことは自明なのだから、むしろ一度でも罹患したことがある方は、より慎重になって頂きたいと思っているくらいなのだ。
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