ローズマリー化粧水
早いもので今月の上旬にローズマリーチンキを仕込んでから2週間が経ちました。
ローズマリーチンキとは…ローズマリーを高濃度のアルコールに浸してその有効成分を抽出したものです。 高濃度のアルコールを使用することでハーブに含まれる水溶性、脂溶性どちらの有効成分も抽出することができます。
今回、無水エタノールを使用したのは、ローズマリーに含まれる成分、ウルソール酸を抽出するため。ウルソール酸は、細胞の修復、肌荒れやひび、シワ改善などに効果があるとされる成分です。このウルソール酸を抽出出来るのは、アルコール度数が99.5%の無水エタノールだけなのだとか。
においを嗅いでみるとちょっとツーンとしますが、何やら効きそうな香り♪
このエキスに8〜10倍の精製水と、グリセリン(全体の5%を目安に)を入れて自家製のローズマリー化粧水を作りました。
化粧水は冷蔵庫に保存し、1~2週間で使い切るといいです。
とはいえ、高級化粧品のような劇的な変化を期待しているわけではなく、『そこにローズマリーがあるから』という割と単純な理由でやってみただけなんですけどね(´ω`)
ちなみにもう少し、ウルソール酸について深掘りさせていただきますと、これは、リンゴやプルーンの果皮やバジルやローズマリーなどのハーブの葉に含まれるフィトケミカルで、もともと抗がん、抗炎症、血糖値上昇抑制、抗高脂血症、抗菌などの作用が知られていたのですが、最近、これらの生理活性に加え、筋力の衰えを抑えて筋肉を維持できる物質であることも明らかとなっています。
スローライフに憧れて
きょうさん、今どきのお嬢さんたちがやっているようなネイルとか、まつエクとか、その手のものにはあまり興味を惹かれなくて、無理して若作りするよりも、年相応であればいいんじゃないかと思っています。
表面だけ若作りしてみたところで、逆にそれは痛々しく見えてしまうだけ。たとえばわたしと同年代の石田ゆり子さんみたいに奇跡の50代なんて言われるような人になりたいと思っても所詮無理ですから(-_-)
それよりも今は、大好きなガーデニングを十二分に活かせるような暮らしをすることのほうが自分にとっては大切で…そんな無駄な足掻きをする暇があるなら、少しでもカラダに良いものを取り入れて、健康的な暮らしをすることに時間を割いたほうが、年相応のキレイを保てるのではないかと思っているのです。
“若さ“って、それだけでキラキラ輝いていてナニモノにもかえがたいモノだけど…残念ながら、それは長続きしないモノ。
人が地球の重力に逆らえないのと同じで、“老い“も必ず訪れるモノ。
そして、一応子育てがひと段落した今であるならば、そんなにお金がなくても、時間の余裕だけはあるのだから、スローライフに憧れるのも悪くないかなって。
スローライフとは…時間に囚われない丁寧な暮らしを実践する事。
いまを生きるわたしたちは、どうしても過剰な効率化や情報化を強いられ、常に時間や周りの価値観に縛られた慌ただしい生活スタイルになってしまいがち。でも、そんな世の中の流れに合わせるかどうかも自分次第。
そういえば、最近よく耳にする“丁寧な暮らし“という言葉。きっと今のわたしは、その“丁寧な暮らし“を実践しつつあるのかもしれないのですが、だからって、「そんなわたしってカッコいい」なんて間違っても思ったりはしていません。なぜなら、スローライフの本質は、『昔は当たり前にやっていたこと』だからです。
今でこそ、スーパーのお惣菜コーナーに行けば大概のおかずを入手出来るようになっていますが、わたしが子供の頃には、スーパーなんて近くになくてお母さんがなんでも手作りしてくれました。昔はそれが当たり前だったのですから、今のわたしごときの暮らしでドヤ顔なんて出来ません。
まあそんなスローライフの一環というわけでもないのですが、今日は、低温調理でミックスベリーのコンポートを作りました。
わたしはこれを炭酸水で割ってオシャレモクテルにしようかと思っていましたが、このままゼリーにしちゃってもいいかもしれませんね。
やだー、これ“素敵な奥さま“だと、旦那さんに美味しいカクテルとか作ってあげたりしちゃうのかしら?うちのじい(夫)はグルメでもなんでもないので、作ってもわけわからんので、最初から作ろうとは思ってませんけどね。
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