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カッコつけたくても、この嘘はよくない

あの人はもはや息を吐くように嘘をつかないと死んでしまうのだろうか?

ここまで事実と異なる情報を書かれると、事実誤認や価値観の相違などでは済まされないので、海外旅行する場合の注意点として挙げておこう。

フランクフルト国際空港

混んで手続がなかなか進まずやっと順番が回ってきて添乗員さんも一緒に入国審査を受けるのかと思いきや、各自別々のブースで勝手に!
マジかぁ、ドイツ語どころか英語もできんぞ(笑)しかも70オーバー一人旅の殿方も〇〇家を頼り一緒だし、見る目がないな。
これぞ外国のおまわりさんという感じのガタイの良い大きなポリス、もう当たって砕けろで3人分のパスポートを持って元気にこんにちは(日)!
ポリス「俺、英語話せないぜ(英)」 鳥天「!!私もさ!(英)」ポリス、にやりと笑いパスポートにバンバンバンとスタンプ押して終了!
一同「ありがとう!(独)」持参現金の金額も滞在日数も目的も聞かれなかった(笑)

空港での入国審査は、基本的に全員が1人ずつ受けるもの。グループだから誰か代表者が全員のパスポートを持ってということはなく、 1人1人が審査官の前に呼ばれて、 パスポートや帰りの飛行機チケットの有無を確認され、場合によっては滞在先や滞在目的や滞在日数を質問されることもある。

なので、2人もしくはそれ以上でブースに行こうとすると止められてしまう。ただし例外もあって家族の場合は、家族全員ひとまとまりで審査を受けることが出来、質問は代表者が受ける。但し指紋登録やパスポートの顔認証がある場合はそれぞれ全員が行うことになる。もちろん友人同士で行った場合は各自別々に受ける。

故に、この〇〇家のケースの場合、夫婦2人が一緒に審査を受けることは可能だが、ツアーに1人参加の男性がこの夫婦について行こうとしても止められてしまうだろう。

そして、わたしがまだ海外旅行初心者だった頃、友人と何度か大手旅行会社のパックツアーに参加したことがあるが、この手のツアーに1人参加する人は、ほとんどが旅慣れた人だった。なので、ツアーでたまたま一緒になったご夫婦に便乗してついてくる“70オーバーの男性“という設定さえも、ちょっと怪しい気がしている。

また、そもそも論だが、今は人生100年時代とも言われほとんどの会社員は65歳(定年)まで働き、その後も70歳くらいまで何らかの仕事に就く人も増えている。そんなご時世なので、今どきのアラ古希(60代後半から70代前半くらいの年齢層)でここまでヨレヨレの男性を探すほうがかえって難しいのでは?という印象。

ちなみにわたしの夫もまさに、アラ古希であるが、旅の準備段階でわたしを煩わすことはあっても、一旦旅に出てしまえばあとは1人でなんとかやっている。今年の2月も1人で、フランクフルト経由で鉄道や飛行機を駆使し、ケルン、ブリュッセル(ベルギー)、アムステルダム(オランダ)、レイキャビック(アイスランド)、コペンハーゲン(デンマーク)、ミュンヘンなどを転々としてきた。

こんな風に書くと、夫はよほど語学堪能なのかと思われるかもしれないが、読み書きは中学生レベルで、あとは“出川イングリッシュ“並みのめちゃくちゃな会話でなんとかやっている(笑)

わたしもそれほど英語が堪能ではないが、旅行で使う日常会話程度ならなんとかといった感じかな(^_^;)

あと旅先によっては、英語以外の言語が公用語の場合、自分の目的に合わせて最低限の簡単なフレーズを多少程度使えるようにしていくと、旅が一層楽しくなるし、わたしたち日本人もそうであるように、その国で旅行者が自分たちの国の言葉を話してくれたら、大概好意的に受け止めてくれて自然と対応も変わってくるものだ。

いずれにせよ、旅の最初の関門である入国審査(イミグレーション)は、案外すんなり行くこともあれば、そうでない場合もあるので、たとえ添乗員付きの至れり尽くせりのツアーでも油断は禁物だ。しかもツアーのメンバーのひとりでもトラブルに巻き込まれたら、その人ひとりの問題だけでは済まなくなる。その点も踏まえて勝手な単独行動も控えるべき。

もしどうしてもそれが嫌だと思うなら、それはもう個人旅行でどこへでも行ってくださいということになるだろう。

その話はまた別の機会にするとして、今回のフランクフルトの入国審査の件を読んだ読者が、間違った認識を持たないことを切に願うばかりだ。

というのも今、ヨーロッパは日本では想像もつかないぐらい移民問題に起因する人種差別が激しくなっている。特に中国の台頭により、一見見分けのつかない東洋人に対しての風当たりも強くなってきている。ドイツも例外ではなく、入国審査も年々厳しくなっているので、〇〇家の旅行記のエピを鵜呑みにしてマネしようものなら痛い目に遭うかもなんて、老婆心ながら思ってしまった次第である。

ところで、今回取り上げた旅行記の他の件にも、少し気になる点があったが、それは暫く様子を見てから言及したいと思っている。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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