1986年の開業以来、神戸市民に愛され、今や神戸を代表するスイーツ店PATISSERIE TOOTH TOOTH。神戸のパティスリーでは定番の中の定番で、知らない人はほとんどいないほどの有名店。本店は三宮中央通りに面していて、遠くからも紫色の看板が目立つ。
ここは2018年、ビジュアルディレクターの相澤 樹さん監修のもと、カラフルでかわいくて上品な女の子のお部屋のような空間をイメージしてリューアルオープンされた店舗。
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異人館巡りを終え、ホテルのクロークに預けていたスーツケースを回収し、神戸三宮駅前のリムジンバスに乗る前に、ママ友がどうしても訪れてみたかった場所だ。
当日はあいにくの雨模様。ちょうどわたしたちがお店に到着したころには、また少し雨足が強まってきたところだったので店舗外観の画像はこれ1枚のみ。
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1階のブティックに足を踏み入れるやいなや「サロンをご利用ですか?よろしければ、スーツケースをお預かり致します」と声を掛けられた。その気遣いがとても嬉しい。
2階のサロン…あれ?ここもまた異人館?と錯覚してしまうぐらいおしゃれで可愛らしい。まるでパリにある老舗サロン・ド・テのような雰囲気。
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時間はちょうど13時を過ぎた頃合い。異人館巡りで多少消費したものの、ホテルの朝食がまだ若干消化しきれていないので、アフタヌーンティーセット1名分に選べるハーフサイズパスタをつけて、単品のドリンクを頼みシェアすることに。
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朝から歩き回り、鑑賞と撮影を続けていて集中が途切れていたらしい。せっかく撮ったメニューのピントが合っていない。
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スイーツは全体的に甘さ控えめでとても食べやすい。
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わたしがいただいたピーチティーもフレッシュな桃の香りと果肉本来の味を邪魔することのない自然な甘さ。
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ハーフサイズパスタもそこそこボリュームがあり、他の料理も食べてみたくなるくらいレベルが高い。
14時過ぎの伊丹行きのバスに乗る都合がなければもっとゆっくりしていたかった。恵比寿にこの系列のビストロがあるので是非伺ってみたい。
それにしても楽しい時間とはいつもあっという間にすぎるもの。と同時に、今回は訪れた場所それぞれが濃密だったおかげでとてもたくさんのお土産を持ち帰ったような気がしている。
JALは伊丹空港の北ターミナルだった。わたしたちが滞在したのも三宮の北野エリアのホテル。些細な言葉の一致さえ心地よく感じられる。
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実は伊丹空港を利用するのは2度目なのだが、以前訪れたのがあのUSJが閑古鳥の鳴いていた時代だったこともあり、空港内の様子もすっかり様変わりしていた。元々復路便を早めに設定していたこともあり事前に目ぼしいテナントもチェックしていた。
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北ターミナルだけでも美味しいものがたくさんありそう。でも今回はここで食べる胃袋の余裕はなかったので、南ターミナル近くのこちらでお土産を調達。
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どうやら考えることは皆さん同じらしい。このお店だけ行列していた。そして当然ながら初の伊丹サクララウンジ。
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551の豚饅をビールのアテにひと息ついたが、もう間もなく搭乗時間。
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ないものねだりだが…帰り際にはもっとゆっくりすればよかったと思うぐらい、友と出掛ける旅は、いつも持て余す時間など全くない。まるでこの豚饅の具のようにみっしり詰まっているのだ。
今回も楽しかった。あのホテルのふかふかのベットに入ったまま家に着けたら最高なのに。
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