唐突だが…2か月に1度の頻度で見直しされる国際線の燃油サーチャージが、明日4月1日以降の発券分から、2〜3月分までの料金よりも、JALは1ランク、ANAは2ランクの引き上げとなる。

例えばJALの場合、日本~ハワイ間であれば現行(往復)37,000円が4月1日以降の購入で42,000円に。※別途航空保険料も必要。
しかし、先月2月にヨーロッパ1人旅から夫が帰ってきたばかり。昨年カンボジアで念願のアンコールワット観光をしてきたことで、きょうさん自身は当面どうしても行ってみたい渡航先が思い浮かばないこともあり、おそらく今年も国内旅行でお茶を濁すことになりそう。なので近頃は燃油の動向にはすっかり関心を失っていたのだが…ふと数日前にHISから届いたメールの文言が目にとまる。
『4月から燃油サーチャージが
最大14,600円値上がり
海外航空券のご予約は
3月31日までのご予約がお得です!』
あ、そうだ。夫は
「4月15日くらいに本格的に旅程を決めるかなぁ」
なんて言っていたっけ。たった半月の違いで1区間につき数千円も違えばトータルで見るといくら違ってくるか分かったもんじゃないと急に焦ってきた(^_^;)
そもそも航空券は約1年前から予約可能。夏休みや冬休み、年末年始期間の旅行も計画出来るので、当然空席状況で航空運賃は変動するので早めに購入する方が、お値打ちに購入できる可能性が高まる。
そして燃油サーチャージは出発日ではなく、航空券を購入するタイミングの料金となることも考慮に入れ、今後の燃油の上下を予想しながら購入することもまた面白い。
なので昨日、急遽夫を急かし旅程決めを前倒しすことに。
そして決まった日程がこんな感じ。
まずJALで羽田→ホーチミン行きの片道特典航空を取ることを前提に、Trip.comで
ホーチミン(ベトナム)→シドニー(オーストラリア)→エアーズロック→メルボルン→クライストチャーチ(ニュージーランド)→ホノルル→羽田の周遊航空券をおさえることに。
まあこれが思った以上に困難を極め…というのも、シドニー→エアーズロック→メルボルンというオーストラリア国内線の便数がそれほど多くないので、移動日の縛りがありチケットも割高になりがち。
なので検索を掛けるも刻一刻と値段の変動があり、人気路線の直行便の席はあっという間になくなってしまう。
それで結局、この5区間で値頃感のある航空券を取った頃には日付を跨いで31日となり、これを確定させたあと、今度はJALの特典航空券を取り、そしてまたTrip.comに戻り、ホーチミン⇆ニャチャンの往復航空券を取った。
その後、それぞれeチケットをプリントして順番にフォルダに入れ込んでいった。そして今度は、それぞれの航空会社のサイトにアクセスして、予約番号から予約確認画面に飛んで、それぞれの区間の座席指定などを済ませた。
ということで、今回は羽田からホーチミン(ニャチャンに2日滞在後)経由で南半球のシドニー、エアーズロック、メルボルン、クライストチャーチを周遊、ホノルルから羽田に戻る18日間の旅を怒涛の如くに決定してしまったのである。
ただし、先月のヨーロッパ方面の旅があまりにも慌しかったので、今回はいくらかペースダウンして、大体各地を2泊ぐらいはするという夫にしては些か緩い旅のようである。
それにしてもこの旅程…世界地図を使って想像してみるとなかなか面白い。
日本列島のなんとちっぽけなこと(笑)

ある道民がいつも本州を内地呼びして…北海道は大きすぎて…などとドヤ顔されてるけど、夫が飛行機を乗り継いでいく航路を描いてみれば、ホーチミンからシドニー、クライストチャーチからホノルルに至る距離と比べたらなんてちっせー話だなぁと思う。ついでに言わせてもらうと、夫はアラコキでもう十分立派なシニアだけれど、添乗員付きの至れり尽くせりなツアーなど眼中にないなぁ。あはは。
そうそう、ちっせーついでに…きょうさんも鉄子とある計画を着々と準備中だ(^-^)v
ふふふ。楽しみ♪
最後に、明日から燃油サーチャージが上がるからと言っても、実はそこまで悲観的になることもないという事実もお伝えしなければだ。
日系キャリアは燃油サーチャージ等を徴収しているが、それらの設定がない航空会社も少なからず存在する。
たとえば、カタール航空、シンガポール航空、ニュージーランド航空、カンタス航空、ジェットスターグループ、スリランカ航空、 エミレーツ航空などがそれに該当する。
今回夫の南半球周遊の旅も、ジェットスター、カンタス航空などを利用する予定になっている。
いつの日か日系キャリアも、値上げやマイレージの改悪ばかりでなく、サーチャージの撤廃など更なるサービスの向上と利用者目線に立った運営に邁進されることを願うばかりだ。
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