”麒麟がくる”の本木道三の言葉が心に響いた件

最近の日曜の楽しみは、”麒麟がくる”と”美食探偵”。本当は、”半沢直樹”とか”BG”の続編など他にも話題作が目白押しの春だったのに。。。

日曜は夜勤の仕事があるので、どちらもリアルタイムで観ることは出来ない。しかし、麒麟は、私の娘と同い年の利用者様が、彼の日常のルーチンを日曜シフトに変更するぐらい楽しみにしているで、夕飯後、彼の足に薬を貼付しながら、これから始まるドラマの展開を話すことがまたひとつの楽しみなっていたりする。

一夜明け、朝食タイムのあと、利用者さんたちと雑談をしている時。「昨日はどうでした?」なんて感想を聞いてみた。開口一番彼、「上の立場に立つ人はこうあるべきと思いました。今回は、本当に感動しました。それと、やっと十兵衛(明智光秀)が主人公らしなってきました」と。

ここでいう、”上の立場に立つ人”というのは、若き日の光秀の主人、斎藤道三のこと。

そして、今回その道山を演じているのが”昔もっくんと言われていた”。。。本木雅弘さん。もう今や彼は押しも押されぬ立派な役者さんになりました。むしろ、~スシ食いねェ!♪なんて、シブがき隊で歌って踊っていたことのほうが信じられないような話。

私も、ジャニーズ出身の中では彼が一番お気に入りの芸能人かもしれない。なにしろ、元が美形だから、年齢を重ねても相変わらずかっこいい。しかも、事務所独立後、ご自身の努力で現在の地位を築いた生き方そのものが素敵。そんな彼の凛とした佇まいが、一見にして”美しすぎる斎藤道三”というキャラクーを確立し、演じ切っていると感じていた。

さて、今回ドラマの見せ場は、なんといっても道山が十兵衛に自身の信念を語る場面。「人の上に立つものは正直でなくてはならぬ。偽りを申すものは必ず人を欺く。そして、国を欺く。決して国は穏やかにならぬ」

?これって、今どこかの国の一番偉い人に私たちが言ってやりたいような言葉じゃないですか?このドラマの脚本を書いた方が、現在のコロナ禍の状況を予測してはいなかっただろうが、もしかしたらこういうところに、神様は降りてきて、私たちに語り掛けているのかもしれない。来週はおそらくもっと神回になると思われるが、今回、この台詞の場面を観ただけでも胸に迫るものがあった。

国の政に限らず、何事も嘘は良くない。

帰省先でコロナ陽性反応が出たのを知っていたにも拘わらず、高速バスで帰京し、知人に感染させたあげく、保健所に虚偽の報告をしていた方。ひとつの嘘が多くの方々の人生を狂わせる。

確たる証拠もないのに、あたかもある方が罪を犯したかのように他人に吹聴する方。

今の世の中、嘘だらけ。一人一人の小さな嘘から為政者のつく大きな嘘まで枚挙にいとまがない。もちろん、今までの人生で嘘をついたことのない人などひとりもいない。だからといって、いくら嘘をついてもいいという理由にはならない。

そしてこの世の中の大半の人は無名のまま一生を終える。だからと言って自分の発言に責任を持つ必要がないとも言い切れない。また嘘とは裏腹に、たとえそれが真実の一端を語っていたとしても、言っていいことと悪いこともある。

それだけ言葉は重いのだ。人を勇気づけることもあるが、一方で傷つけもする。ドラマの道山の言葉で、私自身も心を揺さぶられ、、、そして今、ブログを書いている。斎藤さん、ありがとう。え?そんなため口聞いていいの?なんて言わないでね。

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