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美味しい一日

たいやき わかば

四谷での所用…年内は本日が最終日でした。なのでついでに『たいやき わかば』の行列に並んできました。こちらの角度から見ると、それほど混雑していないように見えますが、ここから店舗の建物に沿って列は続いています。

今日は年末年始を控えていることもあり、おひとり様が大量購入しているケースが多いようで、わたしも小一時間くらい並んで、ようやく自宅用と夜2人忘年会で会う友人用と5尾ずつゲットしました。

近頃何かと白い目で見られている“暇な専業主婦“ですが、そういう暇で時間に余裕がある人がいるから美味しいたい焼きが食べられるという現実があります。

そしてひとりで暇してる間は前後の人たちの会話が聞くともなしに耳に入ってきます。わたしのうしろに並んでいたグループのひとりはこれからリモート会議の予定が入っているとかで焦っていました。しかし近くにおあつらえ向きの公園を見つけたのでそこから参加する算段をつけたようです。

JASMINE THAI 四谷店

わたしはというと、わかばから道を挟んで斜め向い側にあるこのタイ料理のお店が気になっていました。

暇のついでにググってみると…なかなか高評価のお店だということが分かりました。

こちらJASMINE THAIの四谷店でした。

そういえば最近、全然タイ料理を食べていません。一番の理由は、じいがタイ料理が苦手なんです。この方、若い頃、ひと月ぐらいプーケットでウロウロしていたこともあるくらいタイに馴染んでいた筈なのに、タイ料理を不味いと言ってしまう残念な人なんです。

うーん、なんていうか、わたしも部分的に苦手な食材はあるにはあるのですが、それが苦手だからといってその料理を全否定するのはちょっと違うと思うのです。

夫婦であれ、家族であれ、友人であれ…いつも思うことは、その人との相性は、食に関する考え方も大いに関係してくると思います。

まあここで言うのもなんですが、その点においても、じいとわたしの相性は最悪だと思います。あっ、ちょっと話が変な展開になってますね。

こういう話を書くと不快に思われる方が多いのでそろそろやめますが、おそらく「仕事をしている夫は偉いので、いつも感謝しています」とでも言っておいたほうが体裁がいいのでしょう。

でもそれって逆に言えば、「確たる仕事を持たない主婦は偉くない」と自らを貶めているようで、自分自身が不快になるので嫌なんです。


はい。話を元に戻しましょう。

店内はかなりおしゃれでエスニックな雰囲気。でも小綺麗すぎて若干わたしのイメージするタイ料理店とは違います。

今日のランチのメニューはこんな感じです。

夜にフレンチのコースを頂くことになっているで、軽くいきたいところですが、口コミによるとサイドメニューのトムヤムクンもお勧めのようなので、これとマンゴージュースと、ガパオランチを選びました。

まずサイドメニューのマンゴージュースとトムヤムクンが。マンゴージュースは可もなく不可もなく。

トムヤムクンは、エビやレモングラス等の香草類もしっかり入っていてかなり美味。ただここは日本なので仕方がないのですが、辛さ控え目なので多少物足りなく感じます。とは言え、ここ数年国内で味わった中では一番現地の味に近く、酸味と魚介の旨みのバランスが絶妙で、かなりレベルが高いです。

トムヤンクン

そしてガパオのランチセット。セットのスープは全く辛くない優しい味。サラダはパクチー入りで典型的なタイの味。ガパオは、鶏肉を粗挽きにしたようなしっかりとした食感。ホーリーバジルの香りは少し物足りなく感じたけれど。

ガパオライスのランチ

トータル的に評価すると、ボリュームは文句なし、味付けは日本人向けにアレンジされていることを考えると、十分。ただし、タイ料理はある程度の辛さあってこその部分もあるので、そこは若干物足りないところか。

現地ではテーブルの上に唐辛子やナンプラーなどが置いてあり、自分の好みの辛さを調節して食べるのが普通なので、それが出来ればもっとよかったかもしれません。

でも、久しぶりに本当に美味しいタイ料理を頂けたことには変わりありません。

タイの食のマナー

ここでタイの食のマナーについて。

日本だと残さずに全部食べるのが礼儀とされています。また別の国でいうと、中国では残すのが礼儀ともいわれています。ではタイの場合はどうかといいますと、外食に関してはどちらでも良く、タイ人の家に招かれてご馳走やもてなしを受ける場合には「残すのが礼儀」とされているようです。

タイの食卓ではたいてい大皿に料理が盛られ、それぞれ自分のお皿に好きな料理を好きなだけうつして食べていくというスタイル。そして大皿が空けばまた違う料理が大皿でやってきます。

大皿を空けるというのは「料理が足りない」という意思表示になるので、どんどん料理がやってきます。

反対に、料理を残すことはもうお腹いっぱい、美味しかった。食べきれないほど料理を出してくれてありがとうという感謝の現れを意味するのです。

だから無理して全部食べようとするのはある意味マナー違反。料理を出してくれた主のもてなしに「作った料理が足りない」と恥をかかせてしまう行為になってしまいます。

またそれ以外にも残す意味があります。

残った料理は一旦は下げられますが、一緒に住んでいる家族、隣近所などへのおすそ分けになるからです。もてなしの場に一緒にいれなかったお客への配慮でもあるんです。

だから家に招かれてもてなしを受ける際は、礼儀よく料理は残すようにしましょう。

ところで、このお店のスタッフさん、全員がタイ人の方でした。もちろん皆さん流暢に日本語を話されますが、仲間同士の会話は当然タイ語です。

なので、会計をして店を出る時に、「アローイ。コップッカー」(美味しかったです。ありがとう)などと言ってみたら、とても気持ちのいい笑顔で送りだされましたよ。

こんなことを書いていたらまたタイに行きたくなってきました。

ちなみに東京住まいの娘が2月に友人とバンコクに行く予定になっています。わたしはニアをお預かりするので一緒に行くことは出来ませんが、小人になってスーツケースの中に入り、ついて行きたい気分です。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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