今日は渋谷のPARCO劇場で『笑の大学』を観てきました。
XIRINGUITO Escribaでランチ
観劇前に、渋谷ストリームにある、バルセロナで一番美味しいパエリアを提供すると評判のシーフードレストラン「XIRINGUITO Escriba」の日本進出店でランチを頂いてきました。
“海の家”をイメージした開放的な店内で、絶品パエリアを中心としたシーフードメニューと、ワインやサングリアなどバラエティ豊かなドリンクを楽しむことが出来ます。
今回は、こちらの基本コースをデザート2品とカフェドリンクフリーフローに変更、期間限定の金目鯛と菜の花、カラスミのパエリアを選択しました。
飲み物のオーダーはQRコード経由なのでスタッフに声を掛ける手間が掛からずとても便利です。
パエリアは言わずもがな。タパス、サラダ、パタータスブラバス。どれひとつとってもハズレなし。
今回頂いたパエリアですが、石川県産のバレンシア米に魚介の旨味が凝縮され、塩加減が絶妙。そしてなんと言っても、おこげが、硬すぎず柔らかすぎず…これは今まで頂いたどのパエリアとも次元の違う食感で、病みつきになること請け合いです。
以前、長女とバルセロナ最古の有名店7PORTES（かつてはピカソやダリも訪れていた）で頂いたこともありますが、そのお店のパエリアよりも、こちらのほうが日本人好みにアレンジされていると思います。
それから日本では、サフランで着色するのが本格的と思われていますが、必ずしもそうではありません。実際、スペイン各地で頂いた時も、今回のお店でもサフランで着色されていませんでした。
なぜかというと、香りが苦手な人がいるということや、スペインでも他のものに比べて値段が高く、トマトやパプリカでも十分色味がつくので、風味を好まない人もいるのなら、わざわざ高いサフランを入れなくてもということらしいです。
そして、フリーフローのカフェメニューについて。カフェラテはラテアートが施されますし、紅茶もアールグレー、ジュース類も、ファミレスのフリードリンクとは明らかにクオリティが違うのでとてもお得感があります。
デザートは詳しくないので、ママ友の言葉を借りると、大満足のクオリティだそうです。もちろんわたしも大変美味しく頂きました。
もうこのまま帰ってもいいくらい堪能しました。
笑の大学
もちろんそれは冗談ですけど。
ただ今回あまりにもパエリアが美味くて食べすぎてしまって、劇場についてからしばらくお腹の調子が悪かったので入り口のポスターなどを撮る余裕がありませんでした。なのでここでは感想だけ。
最高の役者による最高の脚本、最高の舞台を堪能しました。
ずっと劇場で観たいと思っていたお芝居を、内野さんと瀬戸くんで観られる喜び。
たとえストーリーを知っていたとしても何度も観ても、同じ場面で笑って涙が出てしまいます。
ワンシチュエーションの2人芝居は怒涛のセリフの応酬でした。
どんなに暗い時代だとしても、どんなに絶望的な状況だったとしても、きっと笑を忘れなければ希望の光は見えてきます。
その場にいた観客の心からのスタンディングオベーションの熱気に包まれ、この歴史的ともいえる瞬間に観客のひとりとして立ち会えたことを誇りに思うと同時に深い深い満足感に包まれています。
このお芝居が25年振りに上演されると知ったときから、めちゃくちゃ頑張ってチケット取った苦労が完全に報われた気持ちです。
三谷さんのアナウンスで掴まれ、たくさん笑ってたくさん泣いて、脚本の素晴らしさに負けない俳優2人の頑張りに感動し、たくさんの元気を貰いました。
演れる役者がいなかったからやらなかったという作品を蘇らせてくれた2人には感謝以外の言葉が見つかりません。
内野さん瀬戸くん、本当に凄いです。
そして本当にありがとうございました。
コメント