スポンサーリンク

言えないけど“迷惑“と思うこと

いろいろな“迷惑“

周囲の人に対して、面と向かっては言いづらいが実は“迷惑“に思っていることって誰しもあるのではないだろうか。

わたしの場合、『バスや電車内などで大声での会話』、『レジでもたもた支払い』、『街中や店内で話しながらの横並び歩行』、『強すぎる体臭や化粧品や香水の匂い』、『自己満足の為の贈り物』『観光地などの映えスポットや食べ物などの写真撮影に夢中』などがそれに該当する。

どれも、本人たちがなかなか気づかないところが困りもので、そんな場面に遭遇するとどうしてももやもやしてしまう。

自己満足の為の贈り物

さて今回は、この中で特に迷惑と言いづらい『自己満足の為の贈り物』について深掘りしてみたい。

今は昔。長女が公園デビューした頃である。わが家の近所の普通の公園に、そこに似つかわしくない御一行さまが現れた。子供の母親と思しきその女性は、芸能人と見紛うばかりの美しさ(シャネルスーツに身を包み、時計は金無垢、文字盤はダイヤのロレックス)で、長女とほぼ同年代のお嬢さんを連れ、初老のお手伝いさんを連れていた。

でなぜかたまたま、その方に気に入られた?わたしたち親子は、その方のお宅にまで招かれて子供を遊ばせがてら、お茶を飲みながら彼女の身の上話まで聞かされる間柄となった。

実は彼女、以前は銀座の高級クラブでホステスとして働いていたのだそう。どうりでお美しい訳だ。で彼女が現役の時とても困ったのが、お客さんからいただくお花。

もちろんお花をもらうのは嬉しい。それはお花を贈ってくれた相手の『気持ち』だったり、それから単純にそれが自分の好みのお花だったりと、多少理由は違っているにせよ嬉しいことには変わりはない。

そして逆に、自分がお花を誰かにプレゼントする時に嬉しいのは、お花を選んでいる時と、選んだお花を見てその誰かが喜んでくれる時。

しかし、相手が本当にお花を欲しがっていたのか、好きな種類だったか、好きな色だったか、そこまでは正直言って分からない。

もしかしたら好みじゃなかったかもしれないし、終わった後の処理が面倒だな~と思うかもしれないな〜などと自分自身の経験から思うことがあり、ある時点から何かをプレゼントする場合、よほど確実なケースを除いて、お花を送ることを避けるようになったのだとか。

なるほど、わたしも、お花をもらったら少なくともその『気持ち』は嬉しい。でも、好みじゃない場合もある。それから今は、ガーデニングをやっていているので、どんなに立派なお花を貰っても、所詮切り花なので、花瓶に入れて時間がたつと臭ってくるので水を替えたり、枯れたらお花を捨てたりという処理は確かに面倒な部分もある。

いわんやそれが仕事で日常的にお花をいただいたりする職業の人だったら尚更その対処に困ったりするんだろうなというのは想像に難くない。

似たようなことは他にもある。以前職場で、手づくりスイーツやパンを持ってきてばらまく人がいた。本人は女子力アピールも出来て満足気だったけれど、衛生的な面だったり、味の好みの問題だったり、手づくりのものは食べたくないのが正直な気持ちだった。

そういえば、ある有名な大道芸サークルに所属している友人が言っていたけれど、一部のファンの人などから手作りの食べ物や飲み物など頂くことがあるけれど、一応一旦はお礼を言って受け取るけれど、不測の事態に備えて、決してそれらを口にしてはいけないとマネージャーさんたちから指導されているので、申し訳ないがほとんど廃棄してしまうと聞いたことがある。まあ一見酷い話に聞こえるが、やはり今の時代の趨勢からしてそうすることが賢明な判断だと思われる。

それから姑が何十年も前の着物をくれた。ものすごく高価な物だと言われたが、今は着物なんて着る機会もないし管理も大変で、いまだにタンスの肥やしのままだ。

そんなふうに、本人は良かれと思って贈り物をしても必ずしも喜ばれるわけではないことが多々ある。

それから『内祝い』も出来れば要らないかな。こちらは、お返しが欲しくてお祝いを贈ったわけじゃないし、『旅行のお土産』や『その他貰い物』など、お返しするのに無駄なお金が掛かるループで延々と続くのが煩わしい。挙げ句の果てに、お返しをしなかったりしたら、『あの人は礼儀知らず』だなどと陰口を叩かれることもあるだろう。

これって特に田舎の年配者に多いのだが、『お返し文化』の押し付けもあまり好むところではない。これに関連して、『バレンタインでチョコレート』をくれる人に対し、「お返ししなきゃいけない 」ことを苦痛に思っている男性の意見も聞くこともある。

贈り物をするときは、自分のひとりよがりではなく、相手にとって「本当にうれしいものか?」をよ〜く考えてから贈るのが良さそうだ。

そうでないと、せっかく手間暇掛けて作ったり、選んだり、お金を掛けて贈り物をしたとしても、ただ相手からの『自己満足の為の贈り物』だと捉えられてしまったら、『誰の為の贈り物』なのか分からなくなってしまうだろう

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

ランキング参加中です。ポチリと応援お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村 主婦日記ブログへにほんブログ村 旅行ブログへ
PVアクセスランキング にほんブログ村
幸せのネタ帳 - にほんブログ村

lifestyle
スポンサーリンク
この記事をシェアする
きょうをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました