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「なんでこんなん作ったの?」安藤忠雄・設計の本棚に子どもたちのツッコミが的確すぎる件

なんでこんなん作ったの?

どうやって取るの?

子どもたちが話題にしていたのは、こどもの森神戸、、、この施設の目玉、高さ約9メートルにも及ぶ壁一面の「本棚」について。

この建物のコンセプトは「本をひらく、世界がひらく。」入口をくぐると、足元から天井まで壁一面に本棚が並び、まさに“本の森”に入っていくよう。

収蔵本は、小学生以下のこどもを対象に選定され、その多くは表紙が見えるように並べられ、子どもたちが本に興味を持ちやすく、好奇心をくすぐる展示構成に。なお、上段に展示された本には免震対策が施されており、同じ本が下段に用意されています。

なるほどこれをひとつのアーティステックな作品とみればステキかもしれないけれど、小学生以下のこどもたちを対象とするなら、この子供たちを連れてくる親目線でもいろいろな疑問がわいてきます。

わたしがもし孫を連れてきたとしたら、きっとここを思いっきり走り回り、本棚をボルダリングのようによじ登ろうとする光景が目に浮かんでしまいます。

当然この施設はそんなことを想定して作られてはいないはずなので破天荒な孫を連れていくのははばかられます。

少なくともわたしの孫にとっての世界はひとつ閉ざされました。

ここでは大人の想定の範囲内でお行儀よく絵本を静かに読む子供だけが受け入れられるようにしか見えません。


この建物は、建築家の安藤忠雄さんが設計、寄贈されたものだそうです。

ならばこれは安藤さんが自腹で好き勝手に作ったモノだからいいんじゃない?という考えも一理あります。しかし神戸市はこの建物を無償で得たかもしれませんが、今後の施設運営費は行政の負担になるのですから、そこは安易に受け取るべきでなかったのではないでしょうか。

ちょっとキツイ言い方かもしれませんが、安藤さんは単なる生みの親で、そのあとは行政に丸投げのようにも見えます。

そして絵本をオブジェのように扱う思考も、絵本好きとしてはかなり残念な発想に映ります。

吹き抜けの高層本棚は一見カッコいいし、映像や画像で見れば「おおっ」と思うこともあります。しかし図書館は本を手に取って探しやすく落ち着いて本を読める空間であるべきで、それ以上でもそれ以下でもないのかなと。

そしてそんな見掛け倒しの装飾で子どもたちに本当に本の面白さを伝えられるとは到底思えません。


世界には美しい図書館がたくさんあります。

わたしはオーストラリアのメルボルンに行った時にみたビクトリア州立図書館がお気に入りです。

ビクトリア州立図書館

それから007のロケ地にもなったチェコのプラハにあるストラホフ修道院の図書館。

ストラホフ修道院の図書館

図書館ではありませんが、フィンランドのヘルシンキにあるアカデミア書店。こちらは20世紀を代表するモダニズム建築家、アアルトが設計しました。

アカデミア書店

本をひらいたようなユニークな形をした天窓。そこから降り注ぐ、柔らかな自然の光。冬の日照時間が短いフィンランドで、暮らしに少しでもあかりをとり入れるために、アアルトは光そのものをデザインしました。

公共の建物は、建築家たちがコンテストで競い合う為でも、自己満足の為でも、権威主義を象徴するものでもなく、その用途によって変化し、ユーザーのニーズに寄り添うためにあるべきです。


果たしてあの図書館はそういう理念を持って作られていたのでしょうか。

表面ばかり取り繕っても中身が伴わなければ、本当の感動には辿りつけないし、感動がなければそこから想像力を掻き立てられることもないでしょう。

大人のわたしたちが子供たちに与えられものは、もっともっと豊かであるべきだと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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