国土交通省は10日、Go To トラベルキャンペーンを7月22日から開始し、7月22日以降の旅行から代金の割引きを開始すると発表した。
「Go To トラベルキャンペーン」では国内旅行を対象に、宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額が支援される。(一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行については1万円が上限)、連泊制限や利用回数の制限なし)
1/2相当額の支援額の内、①7割は旅行代金の割引き、②3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与される。
1/2相当額の支援を分かりやすく説明すると、旅行代金割引は一人あたり35%オフ、残り15%部分は旅先で使えるクーポンということらしい。なんだかわかりづらい。
とまあ、概要が判明したのはいいとして、誰もがそう感じていると思うが、
「どうして今なんですか?」
7月に入ってからのレジ袋有料化に続き、そしてそれよりもはるかに強いインパクトを与えるであろうこのキャンペーン。
そういえば、都知事のコメントもカチンときた。
「今の数字は、2週間前の皆さんの行動の結果です」だと?
まるで他人事じゃないですか?そして、新たに具体的な指針を示すでもなく、何の為のアラート?緊急事態宣言だったのか?
こんな中、あの黒川さん、案の定、不起訴になってました。
香港の情勢も心配だと仰ってる方もいらっしゃるが、わたしたち日本国民も、緩やかではあるがどんどん追い込まれているような気がする。
一部の上級国民?みたいな人、あるいは思い切って社会的弱者と認定された人。そしてそれ以外の一般庶民との間に大きな溝が出来ているような。
前に、林修先生の「今でしょ」という言葉が一世を風靡したが、いま始まっていることは、「今ですか?」と言いたくなることばかり。
オーストラリアのメルボルンは、一日の新規感染者が165人になったことをうけ、9日から6週間のロックダウンに入った。
今の日本はブレーキを踏むべきところでアクセルを踏んでいるとしかいいようがない。
そうだ。あの某上級国民の人も自分はブレーキを踏んだと言い張っていたが、アクセルを踏んでいた。そして結果的に多くの犠牲者を出したにもかかわらずいまだその罪が裁かれたという話も聞こえてこない。
今の日本では何が正しいのか間違っているのか、よく分からなくなっている。
本当にこのままでいいのか。
「今ですか?それ。」そんな連鎖がこれ以上続かないことを祈るばかりだ。
コメント