蓼食う虫も好き好きという諺があるくらいなので、わたしは基本的に他人のセンスについてとやかくいうつもりも資格もないと思っています。だからあくまでもこれは個人的な感想ということを最初にお断りさせていただきます。
2025年日本国際博覧会協会が3月22日に記者会見を開いて大阪万博のマスコットキャラクターを最終決定したことを発表し、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマと、「水の都」大阪のイメージを体現したものだと説明した。
決定したマスコットキャラクターがこれです。
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みなさんはこの画像をみてどんな感想を持ちましたか?
わたしは率直にいってキモいと思ってしまいました。選考委員会には多くの有識者や著名人が名を連ねているはずなので、その人たちが選んだものなら最先端なのかもしれませんが。
ただわたしは一見しただけで好みのキャラクターじゃないので却下したいです。
それにどの辺りに命輝く未来が表現されているのか分かりません。いやおそらく有識者の方々からすれば素人のわたしからは計り知れないモノが表現されているのでしょう。
がしかし、現代アートの観点からしても斬新さも感じられず(たしかどこかにこれに似たキャラクターいましたよね?)既存のモノを繋ぎ合わせこねくりまわしておけばそれらしく見えるんじゃない?的な素人を甘くみているあざとさすら感じます。
わたしは旅行好きなのでよく地方のゆるキャラを見たりする機会もありますが、埼玉のふかっちゃんが特にお気に入りです。
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ゆるキャラとしては一世を風靡したふなっしーなども記憶に新しいところです。
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そしてやはり万博といえば日本で開催された愛・地球博(愛知万博)のモリゾーとキッコロ。
![](https://www.happystorybook.com/wp-content/uploads/2022/03/1E0C7119-0965-4F7B-B1FE-47FFAE493040.jpeg)
やはりこれらのキャラクターに求められるのは、可愛らしく親しみやすく着ぐるみになって動いている時に思わず子供が近づいて触りたくなるような雰囲気だと思うのです。
その観点から言っても、果たしてこの2025年の大阪万博のキャラクターが、組織委員会の思惑通りの活躍をしてくれるのか、、、現時点では甚だ疑問の残る決定ではないかと大変危惧しております。
今後、本作品を、2020年8月に決定した公式ロゴマークに続く、もうひとつの大阪・関西万博のシンボルとして、大阪・関西万博の更なる周知と機運の醸成に広く活用するとともに、世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターとして育てていきます。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
昨年の東京オリンピックに続き、今回の万博も国をあげての開催となる訳で巨額の税金が投入されることになります。しかし今回のシンボルマークやキャラクターデザインの選考過程でさえも既に中抜きされているのではないかと勘繰りたくなってしまいます。
日本にはもっと若くてセンスのある逸材がいるはずです。そういう人たちを見出す為に税金が使われることを願います。
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