プラネテスは黒木華主演『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』の主題歌である。
主人公、ネットニュースサイト「カンフルNEWS」の編集長の瀬古凛々子(黒木華)は、空気が読めず、共感性もない、ただ、与えられた任務である 「PV(ページビュー)数を伸ばす」ためには手段をいとわない。
そんな彼女のまっすぐな仕事ぶりと、実は不器用で無垢な一面に触れるうち、次第に周囲の人たちが彼女へ信頼や好意を寄せていく。そして、凛々子自身もまた、個性的な編集部員と関わるうちに、人間的に成長していく。
そのドラマのクライマックスで流れてくるのがこの楽曲。視聴率的には決して好調とは言い難いが、だからといって駄作とは限らない典型のドラマだ。
ちなみにプラネテスは、古代ギリシャ語で「惑う人」を意味するπλάνηςの複数形πλάνητεςであり、「惑う人々」転じて「惑星」を意味する”planet”の語源でもある。
今回紹介するのはそのプラネテスのファーストテイク。
感情を持っていないように見えた主人公が涙を流すシーンで流れてきた時には鳥肌が立つくらい心に染みた。
特にドラマでは放送されていない2番の歌詞にやられた。ウクライナ情勢、、、そして、先の見えない時代に生きるわたしたちの心に寄り添い勇気づけてくれる言葉に救われる思いがした。
今日は湘南鎌倉総合病院で採血をして、投薬後のLDL(悪玉コレステロール)値の変化をみた。前回190を超えていた値が103になり正常値の範囲内に。
服薬を始めた当初、謎の眩暈に襲われたので、2,3日休んでいたが今はその症状もなくなっているので、おそらくそれは季節性のものだったのだろう。
わたしも、、、少しの体調の変化や株式の上がり下がりで一喜一憂する心の弱い人間で、「惑う人」のひとりにすぎない。
地球という「多様な生物が暮らす惑星」の中で、さらにそれぞれの迷いが渦巻いている。
そして地球が太陽から離れられないように、わたしたち人間もこの惑星なしで生きていくことは出来ないのだから、みんなで大切に守っていく未来を創造していけたらと願う。
LOVE&PEACEなんて話をされると天邪鬼なわたしはどうにも胡散臭い気がして聞き流していたけれど、、、それは誰かに押し付けがましく言われたらそう感じるだけで、その理念自体は尊い。
そして尊いからこそ、その心を守り育てていかなければいけない。
100円ショップ大手「ダイソー(DAISO)」などを展開する大創産業は、ダイソーを含めた3業態を初めて銀座にオープンさせることを明らかにした。
ダイソーが新たに出店するのは、今年1月まで『ニトリ銀座店』があった商業施設『マロニエゲート銀座2』の1フロアで、ダイソーの他に20~40代の女性をターゲットにした300円ショップ『THREEPPY(スリーピー)』と110円~1000円まで5段階の値段設定でシンプルな雑貨を取り扱う『Standard Products by DAISO』も4月15日に同時オープンし、ダイソーの旗艦店となる。
銀座初出店といえば、つい先日ワークマンも銀座イグジットメルサに「#ワークマン女子」業態をオープンさせ銀座初上陸を果たすことが発表されたばかり。ここ数年はすでに撤退したニトリも含めユニクロやなど低価格ブランドが数多く銀座に出店してる。
申し訳ないが、ダイソーとかワークマンが出店すると便利になる一方で、銀座の街の景色が変わってしまうようで寂しい気持ちになるのはわたしだけではないはず。
90年代後半から00年代前半にかけて銀座の地価はかなり落ちたが、17年頃からはまた地価が上昇しているので、決して銀座が出店しやすい場所になったというわけではない。
にもかかわらず低価格の庶民派ブランドが次々と銀座に出店するようになったのは、高級ブランドよりも庶民派ブランドが力を持つようになった日本の現状が現れているのだ。
このところ記事を書きながらずっともやもやしていた。
今日本では、モノも人も安く買い叩かれ過ぎてはいないだろうか。全て安価な方向に流れていくコトは、その時は良くてもまるで麻薬のように社会全体を蝕んでいきはしないか。
今キエフではロシア軍の砲撃によって多数の世界遺産が危機に晒されている。そんなTVの映像が流れるたびにやるせない気持ちにさせられる。
と同時に破壊や略奪といった暴力的な方法ではなくとも、再開発という名の政治的、経済的な大義名分のもと、わたしたちの尊いナニかが脅かされてはいないだろうか。
安くていいモノは素晴らしい。しかしその作り手の側に立ってみれば違う景色が見えてくる。
こんな戸惑いもお花畑な発想なのだろうか。
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