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【春の風物詩を巡る】迎賓館赤坂離宮、神田川の桜とニア散歩、原始焼き・火鉢

待ち合わせ

本日4月4日(木)は恒例の四谷詣の日。年明けマンダリンオリエンタル東京で娘②とヌン活をした時に『次は4月にどこか行こう』と誘われていたのでお言葉に甘えていつにしようかと考えていたら…ちょうど四谷詣があることに気がついたので、治験の用が済んだあとどこかで時間を潰して晩御飯でもしようということになりました。

しかしその時、わたしと娘②が出掛けるとニアが寂しい思いをするのではないかしら?と心配していると娘②が、『わたしが出掛ける準備をしている間に、ニアの散歩をしてくれたら助かるな』と言ってくれたので二つ返事で引き受けることにしました。

一方これとは別な日に、娘①から唐突に『迎賓館に行ってみたいな』と誘われました。何でかしらと思ったら、わたしが隔月で四谷詣に行くことを覚えていて、用事が済んだ頃に合流して近くの迎賓館の庭園散策をしてみたいと思ったらしいのです。

なるほど、こちらとしてもそれは好都合。治験の日は朝食抜きで出掛けるので、娘①と孫と3人でランチして、本館と庭園をゆっくり見学して回れば時間を潰せて運動にもなります。

当日、いつもより採血に時間が掛かってしまい、娘①たちは先にこちらのカフェ・カーブドッチ迎賓館で待っていてくれました。ここはオシャレで開放感があってとても居心地のいい空間でした。

カーブドッチ迎賓館/迎賓館カレー
本日の贅沢パスタは、蟹のクリームスパゲッティ

ただ残念なことにお食事のほうは、出てくるまでにかなり時間が掛かったうえに特別手間が掛かっているでもなく、贅沢パスタに至っては、贅沢なのは値段だけといった感じ。おそらく次に来ることがあったとしても、カフェのみの利用になりそう。

迎賓館赤坂離宮

ところで皆さん、迎賓館って行ったことあります?恥ずかしながらわたし、この歳まで一度もご縁がなく…それどころかこのところ定期的に四谷詣をしていたにもかかわらず、こんなに近くにあることさえ全く意識していませんでした。

まず西門から入り空港のようなセキュリティーチェックを経て、券売機で入場券(一般1500円)を買って見学となります。

今回は小さな子供と一緒なので、本館・庭園の見学のみとなります。他に和風別館というところがあるのですが、こちらは小学生以下は入場することが出来ません。

まず簡単に、迎賓館赤坂離宮ついてご説明させていただきますと…こちら1909年(明治42年)に東宮御所として建設され、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。 当時の日本の建築、美術、工芸界の総力を結集した建築物であり、明治期の本格的な近代洋風建築の到達点を示しています。 第2次世界大戦後、10数年を経て日本が国際社会へ復帰し、外国からの賓客を迎えることが多くなったため、国の迎賓施設へと大規模な改修、和風別館の新設と合わせて1974年(昭和49年)に現在の迎賓館として新たな歩みを始め、現在に至っています。 その後、2009年(平成21年)に行われた大規模改修工事後には、日本の建築を代表するものの一つとして、国宝に指定されました。 これまで多くの国王、大統領、首相などをお迎えしたほか、主要国首脳会議などの国際会議の場としても使用されています。通年一般公開開始は、2016年(平成28年)からでわりと最近です。

前庭

建物の性質上、こちらの“庭園の一部のエリアは立ち入り禁止、本館内は全て撮影禁止“となっています。各所に警備担当者が立ち、監視カメラも設置されるなど厳重な警備体制が敷かれていました。

撮影不可なのは仕方ないことですが、建築マニアとしては何時間眺めていても飽きない目も眩むような見事な装飾が随所に散りばめられています。おそらく叶うことはないと思いますが、いつかベルサイユ宮殿のように写真撮りまくりな一大観光スポットになったらいいのに〜なんてあらぬ妄想を抱いてしまったぐらいです。

前庭ではアフタヌーンティーを楽しむことも出来ます。こちらは予約制ですが、カフェエリアは自由に利用出来るので景観を楽しみながら休憩することも。

食後のデザートということで、ここでチョコ、バニラ、抹茶それぞれを選んでいただきました。わたしはチョコをいただいて、娘①の抹茶を味見しましたがどちらもなかなか濃厚でプレミアムなテイストでした。

こちら本館入り口付近ですが、館内は撮影NGなので画像はありません。今回孫たちと散歩だったこともあって、なかなかじっくり観ることが出来ませんでしたが、いずれ改めて別館の見学と共に来てみたいと思いました。

もしまだご覧になっていらっしゃらない方がいたら是非東京観光のコースの一環として足を運んでみてはいかがでしょう。先月世界遺産のアンコール・ワットを見学しその素晴らしい宇宙観に圧倒されたばかりですが、こちらもまた創建された当時(明治)の洋風建築の集大成ともいうべき豪華絢爛・圧巻の世界を垣間見ることが出来るでしょう。

本館を出て左手のほうに歩いていくと、主庭(Main Garden )が見えてきます。

しっかりと手入れされた庭園はいつ見ても心和まされます。

あいにくの曇り空ですが、朝方雨がチラついていたことを思えば傘を差さずに歩けるだけもありがたいです。

ちなみに今日はお食事の写真メインのつもりでカメラにはパンケーキレンズを装着してきたので風景写真は全体的にふわっとした仕上がりとなっています。

正門/出口

親子三世代楽しいお散歩でした。

これで解散するにはまだ少し早いので、娘①が行ってみたいというのでPAULでお茶をすることに。

今度はエクレアを…わたしはアールグレイと、エクレール・サクラ、娘はカフェクレームとエクレール・カフェ、孫はアップルジュースとエクレール・ショコラをそれぞれいただきました。

PAULで再びひと休み

PAULのエクレアはふわふわのシュー生地ではなくフランス直輸入の生地を使って焼いたハード系。柔らかい生地を好む人だと人によっては少しがっかりしてしまうかもしれませんが、これがわりとフランスでは一般的なエクレールです。

意外に思われるかもしれませんが、フランスやその周辺のヨーロッパの国々の朝食って、朝から彩り豊かな野菜が並ぶ日本の食卓と違って、バゲットにバターやジャムをたっぷり塗ってカフェ・オ・レにひたして食べたり、クロワッサンにハムやチーズ、そのままパン・オ・ショコラを食べるなど、至ってシンプル。

また日本でエクレアはケーキ屋さんに並んでいるイメージですが、フランスではブーランジェリー(パン屋さん)で買うもの。ということで、おそらくこちらのシュークリームだと、わたしはしませんでしたが、カフェ・オ・レにひたして食べても美味しいかもしれません。

さて、そろそろいい時間になりました。ラッシュに巻き込まれる前に新宿まで移動して解散しました。あ、そうそう、義理息子君もパン好きなので、PAULで、ジャンボンカマンベール、ブリオッシュ・ソーシス、パン・ショコラをお土産に。

ってことで2人とはここでバイバイして、次なる目的地へ。

神田川の桜とニア散歩

実は先月次女の誕生日でした。なので長女から妹に可愛いプレゼントを預かっていました。ケーキを抱えたシュナちゃん♪なんてラブリーなこと!!

娘②、以前住んでいたところから引っ越していて、今回家具が入った状態の部屋にあがるのは初めてなんです。思った以上に綺麗にしていてちょいとひと安心。

でしばし雑談をしたあと、さっそくニアを連れてお散歩に行くことに。ここだとどこを散歩すればいいの?と聞いたところ、ニアについていけば大体分かるけれど、神田川沿いが散歩コースだよということでした。翌日のニュースで知ったことですが、東京はこの日サクラが満開になったのだとか。

そしてこれまた出掛けて気づいたのですが、神田川ってめちゃくちゃサクラの名所だったのね(^◇^;)

見慣れぬ風景…サクラの名所でニアに連れられて散歩するおばあちゃんってなかなかシュールよねぇ。

あーらみんな、立ち止まって写真撮ってるし。

わたしもマネしてスマホカメラでパチリ♪

非国民と言われてしまいそうですが、きょうさん植物好きではあるのですが、昔からお花見とか花火とかお祭りとかそういう人が大勢集まる場所に行きたいと思わないタイプ。

でもニアの散歩をしながらサクラをみるのはとても楽しいことに気づきました。

そして他の人たちがシャッターを切っている場所でマネして撮ってみるとまあなんて綺麗なサクラ。

この日は平日でまだそんなに人も出ていなくてラッキーだったかも。

この週末は相当混むのではないかしら?

ニアはたくさん歩けて嬉しいし、おばあちゃんもたくさん歩けばお腹も空いてくる。2人共にWin-Winよね。

じゃあニアさん、そろそろおうちに帰りましょうか。

原始焼 火鉢

今宵のお食事処は、原始焼 火鉢

恥ずかしながらわたし、原始焼という料理を今回初めて知りました。

原始焼とは…日本古来から伝わる「もっとも原始的な焼き方」であり、食材を串に刺し炭火の周りに立てて焼く調理法です。魚の表面はパリッと、中はふっくらと。これは、お魚をもっとも美味しく食べられる「究極の焼き方」の一つなのです。

こちら新宿駅から徒歩5、6分。喧騒から逃れて落ち着いて食事が出来るお店です。ドアを開けるとすぐに日本の懐かしい炉端風の店内が見え、靴を脱いでくつろぎタイムが始まります。

口コミで美味しい日本海で獲れた魚が食べられると聞いて今回初めての利用となりました。最近は、外国人観光客にも人気のお店とのこと。予約はコース料理のみですが、料理に合わせたお酒が選べる飲み放題コースを付けるのがオススメです。

娘②からお店の手配よろしくと言われ…魚を食べたいと思ってはみたものの、大体魚のお店といえば、鮨店でなければ無難にお刺身をメインに考えてしまいがち。しかし先日めしや 大磯港でお食事をした際、途中から淡白なお刺身の味に飽きてしまったことを思い出し、火の通った魚料理をたくさん出してくれる「原始焼」に惹かれて予約を入れました。

ふつう飲み放題のお酒といえば種類も少なくお安い銘柄がほとんどですが、こちらは日本酒など良い銘柄を揃えていて、美味しい料理の味を更に引き立ててくれます。

飲み放題ドリンクメニュー

まず見目麗しい八寸たち。『最初にお出汁を飲んでからお好きなものをどうぞ』と案内されたのですが、このお出汁が本当に美味しいのなんのって。なのでこのお盆に載っている料理は全部美味しいと決まったようなものです。

八寸

このスルメ烏賊の美味しさは反則。これは、お酒が進むしかない味。ちょっと今日ぐらいは思いっきり飲んでもいいんじゃない?あはは。

するめ烏賊の肝わた味噌焼き

きょうさん、元々きのこ類が大好物なのですが、この原始焼しいたけとペコリーノ・ロマーノの組み合わせがこんなに美味しいとは。たまにOisixでペコリーノ・ロマーノをお取り寄せすることがあるのですが、無難にパスタやグラタンなどにかけていただけだったので、これからは、お野菜の焼き物などにかけていろいろ試してみようと思いました。

しいたけの原始焼とペコリーノロマーノ

このシラウオのジュレ、見た目も爽やかさっぱりしていて箸休めにちょうどいい感じ♪

シラウオ土佐酢ジュレ

そしてメインの“のどぐろ“ですが、以前出雲の、のどぐろ専門店で同じような焼き魚をいただいたことがありますが、その時よりも大ぶりで、スタッフの方がきれいに身を外してくれたので大変食べやすかったです。

のどぐろ原始焼

そしてこれ、一見なんだか分からないと思うのですが鰻の唐揚げなんです。この本体はしっかりとした味がついているのですが、お出汁のほうはほどよい塩加減で、全体として見事なバランスで、こんな美味しい鰻の食べ方があるのかと感心してしまいました。

鰻の唐揚げ

肉料理は鴨。わたし大変罰当たりなことに鴨があまり得意ではありません。しかし、この鴨の原始焼は独特な臭みが一切感じられず、甘めなすき焼きのタレとチーズとの相性がバッチリでした。

鴨肉の原始焼

そして最後はコレ♪ずわい蟹といくらの土鍋ごはん。これまでいただいたお料理の完成度の高さからして絶対美味しいに決まってるヤツ。そしてこちらもきれいに取り分けていただいて残った分は容器に入れてお持ち帰りさせていただきました。

ずわい蟹といくらの土鍋ごはん

別腹のデザートは、サクラのプリンと抹茶。このプリンがめちゃくちゃ上品で美味しかったのです。スイーツがそれほど得意でないきょうさんですが、このプリンは近頃食べたプリンの中でも群を抜いて美味しいと感じました。そしてお抹茶も…大変結構なお点前でございました。

サクラプリンと抹茶

娘②に任されて選んだこのお店。正直なところ皆さんにあまり知られたくないかも。なぜならここは、わいわいがやがやするところではなく、大切な人(家族や友人など)と、こころ穏やかに美味しい料理とお酒を堪能する隠れ家のような場所だから。

お腹だけ満たされたらいいなんて時代はもう遠い過去の話で、今は心を満たすために生きることを優先したいです。

娘よ、今日もありがとう。

次の予定は…ふふふ。

とても濃密で長い一日でした。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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