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オレンジジュースが消える? 「トロピカーナ」2カ月“販売休止”に…オレンジ不作で“果汁”奪い合いに

世界的な鳥インフルの流行による鶏卵不足が続く中…今度は『オレンジお前もか?』と言いたくなるような出来事が。

アメリカ・フロリダ生まれのオレンジジュース「トロピカーナ」。その一部商品の販売休止が発表された。

販売休止となるのは「トロピカーナ 100% まるごと果実感 オレンジ」の900mLパック。キリンビバレッジは、6月1日から7月31日までの2カ月間、販売を一時休止すると発表した。

背景にあるのは、深刻化している輸入オレンジの不足。

取材班は、茨城県にあるオレンジジュースの製造メーカー「トモヱ乳業」を訪ねた。

トモヱ乳業・小川澄男専務:
今、1Lのオレンジをパック詰めしているところです。今ですと、1日3万本ぐらいです。 通常は1日5万本ぐらいあるんですけど、今はずいぶん減っております

こちらのメーカーでは「果実工房 オレンジ100%」という自社製品と、プライベートブランドの商品を製造。
しかし、4月中旬からは自社製品の製造を取りやめ、プライベートブランド商品のみの製造に切り替えた。今のところ、自社製品の販売再開のめどは立っていないという。

なぜ、輸入オレンジがここまで不足しているのか。

アメリカやブラジルなどオレンジの産地で、天候不順による被害や木の病気の影響が拡大。これにより、オレンジの供給が世界的にひっ迫しているという。

今年のアメリカのオレンジ生産量は、56年ぶりの低水準になるとの予測も出ている。

キリンビバレッジは8月1日から、「トロピカーナ オレンジ」900mLパックの販売を再開する予定。 しかし、希望小売価格(税抜き)は現在の260円から90円が上がり、350円になるとしている。

雪印メグミルクも4月上旬から、「Dole オレンジ 100%」の1000mLと450mLの販売を休止している。

FNNプライムオンライン

まもなく5月も終わろうとしているが、地球温暖化による異常気象がオレンジなどの果樹の生育にも深刻な影響を与えているようだ。

もっともこれは今に始まったことではなく、近年はグレープフルーツの品薄による価格高騰などもあり、100%ジュースのラインナップがりんごに切り替わるなど変化の兆しはあった。

わたしが毎月のコストコ詣の時に寄るスエヒロ館のドリンクバーにも影響があるかもしれない。

というか品薄という話を聞いてしまうと、余計に飲みたくなってしまうのも良くない。

天候不順となると、ワインの原料になるぶどうの生産にも影響はあるだろう。

いやー、それはめちゃくちゃ困るのだが。

いくら安心安全と言っても、家庭菜園で作るにも限度がある。そしてたまの楽しみに出掛ける外食のドリンクバーの品揃えが寂しくなるとか、想像しただけで悲しくなってしまう。

とにかく今からでもいい。たとえ遅きに失したと言われようとも、国内の農産物の自給率を上げていかないことにはいずれ立ち行かなくなることは目に見えている。

政府は産業としての農業の育成にもっと注力すべきだ。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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