前回に引き続き真鍋庭園内の散策。
ヨーロッパ庭園
一見すると人の手が入っていることを忘れてしまうぐらい自然な景観。
しかしそれは、たぐい稀なる緑の手と植物たちとの日々のコミュニケーションの賜物。
赤屋根の家…この建物は、昭和52年に先代オーナーが当時の住居用として建てたもの。木造でオーストリアのチロルハウスをモチーフにしている。建材のほとんどを自己山林から切り出したものを使用している。
ここにはきっと緑の精霊たちが棲んでいる。
わたしはいま、印象派の画家が描いた景色の一部と化している。
映えることなど一切お構いなしにあるこの木々たちの凛とした佇まいこそが“花“。
モンスターガーデン
こちらは真鍋庭園一般公開50周年を記念して新規拡張されたガーデン。
木には様々な樹形があるが、ここでは「枝垂れ」と呼ばれる不思議な樹形をヒントに『芝生がめくれあがって、モンスターが動き出した』というコンセプトで、この緑の動物園が創られた。
カフェテラスが見えてきた。
ブルー・スプルース とかち屋
とかち屋は、十勝の美味しいを届けたいという事をコンセプトにしたカフェ。地元の食材をふんだんに使ったメニューを揃えており、その中でもリスと木で型どられた焼き菓子や、ソフトクリームが人気。
淡麗グリーンラベル(2021年7月より放送のCM『小さなジュークボックス篇』)は、庭園内の「芝生の広場」にて撮影。
広瀬すずさん、広瀬アリスさん、それぞれが、この真鍋庭園の畑とガーデンで撮影されたらしい。
わたし的に、写真に撮った景色ごと全部持ち帰りたいぐらい気に入ってしまった。ただし、花より樹木が多い庭園なので、お花畑が見たい人向けではない。樹木を多用した庭としてはもちろん、手入れの行き届いた森として、とても居心地がよく見応えがあるところだった。
また違う季節にも訪れてみたい。
2日目もまだまだ続く。
次はようやく食べ物にありつけるか。
コメント