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【釧路湿原】『夕陽ノロッコ号』〜今宵の〆は『つぶ焼 かど屋』

夕陽ノロッコ号

夕陽ノロッコ号は、毎年この時期だけ、日没の時間帯に合わせて釧路駅と塘路駅の間を1日1往復するJRの観光列車。

2023年の運行は、9月20日から22日までの3日間。(今年は10月13〜15日にも運行が予定されている。)

カヌーツアーに参加したわたしたちは、細岡から塘路まで引き返し、釧路から到着するノロッコ号を待った。

この期間限定列車は毎年たいへんな人気で、指定席のほとんどを大手旅行会社がおさえてしまう。なのでフリーで乗車する場合は自由席を利用するという選択肢がオススメ。

自由席のベストポジションを押さえるために少し早めにホームで待つ。

期間中(9月20-22日)、塘路駅ではご当地キャラのお出迎えとお見送りをはじめ、標茶町のみなさんによるノベルティの配布などのおもてなしもあり、早めに着いたので、その微笑ましい準備の様子などを見ることも出来た。

左: ハッピーくろべぇ 右: ミルクックさん

ビールのアテに手作りの佃煮。これがまた美味しくて、お酒がどんどん進むくん。

発車前から車内は異様な熱気に包まれていて…わたしは出来るだけ鉄子の足手まといにならないように息を潜めていた。

さきほどカヌーで移動した釧路川が見えてきた。

そろそろ夕暮れ時になってきたのだが、空にはどんよりとした厚い雲がかかっている。

昨日は土砂降りの雨でもっと悲惨なことになっていたことを思えば、雨が降らなかっただけ良しとするしかないのか。

うーん。残念無念。ここで東釧路で一旦途中下車して、在来線に乗り換えまた塘路に引返し、駐車場に停めたレンタカーに乗って再び釧路駅方面に。

さて、こちらの在来線の車両について。JR花咲線(釧路〜根室間)では、2012年4月1日より、ルパン三世ラッピングトレインの運転を開始。

ルパン三世は、花咲線の沿線に所在する浜中町出身のモンキー・パンチ氏の代表作であり、その縁で同町ではモンキー・パンチプロジェクトを立ち上げ、地域活性化に取り組んでいる。このプロジェクトと連動して花咲線の魅力づくりと沿線活性化を図るべく、花咲線車両にルパン三世のラッピングを行い、花咲線で運行されることとなった。

つぶ焼 かど屋

無事釧路に戻り、駐車場に車を停め、本日の締めのお店に向かった。

釧路に行くと決まった時から、絶対ここだけは外せないと思ったお店。

つぶ焼 かど屋

つぶ焼 かど屋

このお店、メニューはつぶ焼ラーメンのみ。素朴で飾らない…素材そのものの味で勝負しているところがなんとも潔い。

初めてのつぶ焼に戸惑っていると、大将が親切に『貝が熱いので紙ナプキンで掴んでつゆを飲むといいですよ』と教えてくれた。

大将はひたすらつぶを焼き続ける

つぶの味は、肝もほとんど苦味も感じないぐらい食べやすく、汁も見た目よりかなりあっさりなので、いくらでもイケる。これはとことんお酒に合う味だわぁ。

そしてもうひとつの看板メニュー…?!

これはおそらく好き嫌いがはっきり分かれる味。二郎とか家系とかそういうがっつりこってりなラーメンがお好みな人からすると、おそらく物足りなく感じるに違いない。

しかし、わたしのように健康に気を使わなければいけないお年頃の人や、濃い味が苦手な人…そして今はほぼ絶滅危惧種かもしれない“昭和の上司”に無理矢理〆のラーメンに連れてこられた可哀想な部下の人の胃にも優しいという点でいうとこれほど理に叶うラーメンはないのではないかと…まさに理想の〆ラーメンなのだ。

つぶ焼ラーメンも、この店の大将の人柄そのものというのか…ほかでたくさん飲んできても、この店でつぶ焼と〆のラーメンをいただくと、二日酔いにはさせないような優しさが感じられるのだ。


初めての釧路の旅。

塘路駅で、標茶町住民のこころ温まるおもてなし、手作りの美味しい佃煮、つぶ焼、ラーメン。

絶賛とか圧巻とか…派手な形容とは無縁な、釧路の自然そのもののような心に触れた。

次はいつになるか分からないが、今度こそ、幣舞橋の素晴らしい夕陽を見てみたいものだ。

これで3日目が終了。

明日は帰宅日だが、旅友ギリギリまで盛りだくさんの企画をぶっ込んでいるので乞うご期待(^^)

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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