最終日の朝
旅も最終日だが、ここに来て天気は尻上がりに良くなっている。
今朝はお茶漬けとスープカレーが登場?!
わたし的にはお茶漬けとパンが気に入った。旅友がどこかの口コミでお勧めだったよと教えてくれたスープカレーは微妙だった。何が微妙って…わたしの知ってるスープカレーはもっと濃厚だったの。
これはスープカレーというより、カレースープだったのかもしれない。しかしこれも面白いサプライズと思えば腹も立たないし、こういうジャンルもあり?と捉えれば許容出来る範囲。
なにしろいつも自分の作った料理しか食べていない身としては、誰かに作って貰ったものをいただけるだけでありがたい。
よく自分でお菓子を作ったり料理をしない人に限って…ただ食べるだけだったり、お客というだけで偉そうに酷評したりする人がいるけれど…そんなあなたの作った料理はどれだけ完璧なのかと小1時間問い詰めたくなる時がある。
またその逆のパターンも然り。どんな有名な老舗でも、その名声に胡座をかいて謙虚さを忘れてしまい、あっという間に廃れてしまったお店も数多くある。
まさに奢れるものは久しからず。
雨の日も風の日も毎日、1日も休まず、誰よりも早起きして家族の為に美味しい食事を作ってくれた母は偉大だったと今更ながら思い知る。
うおー、何言ってんじゃって話だが、こちらの朝食は無料のサービスということを考えたら本当に申し分なかった。
次に釧路に来ることがあったなら、また利用したい。強いていうなら温泉が狭いので、そこは地元のスーパー銭湯に行けばいいかもなんて。
そんな感じで楽しく朝食を済ませ…先に精算を済ませてあるので、そのまま勝手にチェックアウト。
駐車場の前をちょうど1両編成の車両が通り過ぎていく。adiós!釧路駅。今日は本当にいい天気♪
ヨンゼロソフト
ヨンゼロソフト
みなさんは、この北海道No. 1(いや日本一?!)の呼び声高いソフトクリームをご存知でしょうか?
霧多布岬などで知られる道東の浜中町。実はこの町の牛乳が首都圏などで高い評価を受けている。飲料はもちろんのこと、アイスクリームのハーゲンダッツや特製カルピスの原料としても使われ、一般の乳製品より1ランク上の品質がウリとなっている。
現在ハーゲンダッツのアイスクリームはアメリカ、フランス、そして日本の3カ国だけで製造され、世界に供給されている。日本ではここタカナシ乳業 北海道浜中工場の牛乳から作られているのだ。
そんな世界のハーゲンダッツが認めた生乳(乳脂肪分4.0)を使用したソフトクリームを、工場直近のこのコープ浜中で味わえるとあっては、せっかく道東に来て寄らずに帰ることは出来ないだろう。
しかもこのソフトクリーム通年販売はしておらず、2023年は4月下旬〜10月下旬迄の予定となっている。理由は、冬は牛乳の乳脂肪分が高く、味や口当たりが変わってしまう為なのだとか。
今回はミルクをコーンで注文。濃厚な牛乳ソフトなのに後味は意外にあっさり。このどこか懐かしく感じる味は、まさしくハーゲンダッツのアイスクリームそのもので、それが生クリームのようなふわふわの食感で味わえるという夢のようなソフトクリームなのだ。
ここ浜中町は、ルパン三世でお馴染みのモンキーパンチさんの故郷としても知られていて、ここコープ浜中でもサインなどが展示されている。
霧多布岬
ヨンゼロソフトを堪能したあと霧多布岬に向かう途中、地元の祭りに遭遇。これもたまたまなのでちょっと得した気分♪
霧多布岬
この岬の景観も素晴らしいが、この岬を取り巻く全ての自然が美しい。濃厚でありながら不思議な透明感を纏っている。
まるでさきほど口に含んだソフトクリームのように心に沁みるような深い深い空と海の青さよ。
この辺りは、もはや人間よりも動物たちの縄張りといったほうがいいのかもしれない。
さきほど通った道を引き返し、次の目的地に向かう。まだ祭りは始まったばかり。
わたしたちの旅もまだまだ続く。
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