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165億はどこに?

オリンピック開会式を観た。正直なんの目新しいさもなく、テーマもない意味不明な寄せ集めの、安いバラエティ番組を再現したようなプレゼンテーションだった。

予算が少なかったから?と思われる方がいらっしゃるかもしれないが、これで165億円かかっているのよ。

2008年 北京五輪    110億円

2012年 ロンドン五輪  47億円

2016年 リオ五輪    4億円

日本よりかなり物価の高いロンドンと比べても巨額な予算を掛けたわりにどう見積もってもショボいセレモニーだった。

真矢みきの大工の棟梁も、森山未來のゾンビのようなダンスも、タップダンスも何の脈絡もないアーティストの無駄使いにしか見えなかった。

コロナ禍でのアスリートの苦悩や、筋肉や血管をイメージしたパフォーマンスも、なんだか辛気臭い。

これから始まるオリンピックのオープニングを飾るには余りにも地味というか不気味というか。観ていてテンションが下がるような演出、今までみたこたことがない。

個人的に期待していたMISIAの君が代は何も問題なく終わったというだけで、もう少し彼女の歌唱を聴きたかったのはわたしだけではなかったと思う。

自国のオリンピックなのに、白人や黒人に配慮しても、なぜかアジア系の人が唄っていないイマジンとか。

海老蔵の座布団のような衣装にはどんな意味があったのだろうか。そして、歌舞伎とジャスピアノをコラボさせても全然カッコよくない。

50個のピクトグラムのパントマイムでのパフォーマンスも、頑張っているのは伝わってきたが、、、でもその頑張りが演出家の笑いを誘うためのイジメのようにも見えてしまうのもどうだったのかな?

ドローンはまあ一見良さそうには見えたけれど、以前中国のイベントで使われていた演出の焼き直しみたいなもの。

入場行進はドラクエのテーマ曲だったけれど、何故かここに任天堂の楽曲は使われていないとか。

各施設を紹介する劇団ひとりと荒川静香のシーンも、そして途中で流れを止めるようなどこかの銀行の人の表彰式とか。とにかくつまらなすぎて眠くなってしまった。

そして長い入場行進のあとの、橋本聖子さんと、バッハさんのスピーチ。2人の持ち時間は合わせて9分だったのに、20分も費やしたお陰で予定がズレまくり、途中テロップで次の番組のお知らせが流れていたのも見苦しかった。

でも、こんなグタグタな状況の中、天皇陛下がたったひとことで開会宣言を終わらせてくれたことが救いだった。

そして、その宣言の前に全員起立を促すアナウンスがすっ飛ばされるという失態もあり。日本国民としても、観ていてこんな恥ずかしいイベントに165億円も費やしたのかと思うともう呆れて、笑うしかないなと。

それにしても、菅総理や小池都知事も思わず居眠りしているかのような間延びした状況の中、天皇陛下の毅然とした立ち居振る舞いをみていると、やはりこういうお立ち場の方は日頃から鍛錬されているのだということが感じられた。

震災の時も前の天皇陛下が国民に向けて発したお言葉を聞いた時もそうだったように、象徴という難しい立ち位置であっても、こういう時代だからこそ皇室はずっと続いていくべきなのだ。

聖火リレー、、、王、長嶋、松井?何故オリンピックに関係ない人が出てくるの?しかも長嶋さんは、松井さんに支えられないとひとりでは歩けないような状態なのに。

現役時代の長嶋さんはサービス精神が旺盛なひとだったらしいので、まあ愉しんでいたのかもしれないけれど、それにしても、もう静かな余生を送らせてあげたらいいのにとちょっと痛々しい気持ちにさせられてしまった。

そして最後に大坂なおみさん。今や世界を代表するアスリートなのは誰もが認めるところだけれど、、、わたし的にはなんか違うと感じてしまった。

あーわたしの感想もめちゃくちゃ長くなってしまった。これほど言いたいことがたくさんあるイベントを観たのは初めてかもしれない。あー疲れた。

今日は紹介状を持って病院に行ってきます♪

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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