【衝撃の展開】最高の教師 第6話

今クールのドラマ…視聴率的にはVIVANT一人勝ち状態だが、個人的には良作揃いと思っている。そして昨夜は今まであえて取り上げてこなかったが、『最高の教師　第6話』のあまりに衝撃的な展開に一気に注目のボルテージが上がっているところだ。

このドラマをまだご覧になられていない方に軽く説明をすると、これは、かつて同じ日テレで話題になった菅田将暉主演の『3年A組- 今から皆さんは人質です』的な学園モノでサスペンスなテイストと、安藤サクラ主演の『ブラッシュアップライフ』を彷彿とさせるタイムリープなストーリーの世界観で構成されているドラマだ。

そして主演の教師役を松岡茉優、生徒役のメインキャストに芦田愛菜という演技力には定評のある2人。

当初わたしは、今クールのドラマがあまりに豊作すぎて、しばらく視聴に手が回らず、ずっと録画を貯めてしまっていたのだが、見始めると想像以上に引き込まれ、あっという間にストックを消化。

昨日はとうとう、リアルタイムで観てしまったのだが、まさかまさかの鵜久森（芦田愛菜）死亡エンドに、ドラマと分かっていても激しい衝撃を受けてしまった。

というのも、そのラストに至るまでの鵜久森のセリフがどれも心に刺さるものばかり、そしてそれらの長台詞をものともしない芦田さんの圧巻の演技が、この6話以降見ることが出来ないのかと思うと、とても勿体ないと感じてしまったからだ。

そして更に残念なことに、来週は24時間TVでドラマはお休み。続きは9月からということになる。

これ…『シッコウ』と『ハヤブサ消防団』が、世界水泳で休止になったのと同じ流れなのだが、せっかく盛り上がってきたところで水を差されたような気分になりかねない。

それにしても…芦田愛菜さん自身が人生何周目？と思うような活躍をしているだけに、彼女が演じた鵜久森というタイムリープするキャラクターが本人に重なって見えてよりリアリティを感じることが出来た。

さて、今後の展開をわたしなりに予想してみるのだが、鵜久森ちゃんのお母さん役が吉田羊さんなんですが、彼女ここまで、普通の優しいお母さん役できてるのですが、このままフェードアウトするとは思えない。

それと、九条里奈（松岡茉優）の夫の蓮を演じているのがあの松下洸平というのも、もうひと展開ありそうな気がするのだが。

木曜日は、ハヤブサの不気味な展開にドキドキし、金曜日は、警部補ダイマジンの破茶滅茶なストーリーに翻弄され、土曜日は、最高の教師の次なる衝撃を期待して、日曜日は、どうする家康のツッコミどころ満載の余韻に浸りながら、VIVANTの怪しい人探しに余念がない。

若者のTV離れなどと言われているが、本当にこのままでいいのだろうか？わたしはそんなことはないと思っている。少しでもいいモノを作ろうとする現場の熱意が込められた作品であるなら、必ず視聴者にもその思いは伝わるはずだ。

そうなれば自然と視聴率もついてくるのではないだろうか。