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専業主婦は暇人なのか

専業主婦は暇人なのか

あるサイトの投稿を読んでいたら、専業主婦のところに“暇人“とわざわざルビがふってありました。

わたしもいま、無職なので絶賛 “専業主婦“というカテゴリーに入っていますが、以前と比べて時間に余裕が出来たと思うことはあっても、自分を“暇人“と意識したことはほとんどありません。

世の中広いですから暇を持て余してる人もいるのでしょう。しかしそんな人ばかりじゃないとわたしは思います。

現にわたしは、毎朝5時には庭に出て菜園のお手入れをしながら植物たちのお世話をしています。そうすると、同じくらいの時間にわんこのお散歩をされている方々をたくさん見かけます。その中にだってきっと専業主婦の方もいらっしゃると思います。

それから野菜は無農薬で育てたいので、除草剤は使わず庭の草とりは全て手作業。たぶんうちの庭はそんなに狭くはないので、毎日取ってもとりきれません。

そして何日かおきに自作の天然素材の農薬を噴霧します。虫はとても苦手ですが、大体ピンセットを使って捕殺します。もちろん収穫をする野菜もあります。時々花を摘んで仏壇の前に花を活けることもあります。

そのあと、その日採れた野菜を使って、じいが朝風呂に入っている間に、朝食の支度をします。朝食の支度をしながらオリーブの糠床に朝採りの野菜を漬け。。。その間に、じいの仕事の電話を取ることもあります。

そして9時には株式市場が始まります。11時半まで前場をチラチラ見ながら、最近は園芸系YouTuberの動画を見てガーデニングの情報収集をしています。

そうこうしている間にじいのお昼の支度もあり、それからその日書くブログのテーマについて考えたりしています。

そして時々、娘が孫を連れて遊びにやってきます。娘と雑談しながらお茶やおやつを用意することもあります。娘はわたしの作るバタフライピーのお茶がお気に入りなのでいつも用意してあります。

わたしは最近、バタフライピー単体ではなくレモングラスとミックスで飲むことが多いです。

そんなこんなであっという間に夕方になります。その日出た野菜くずをトートバッグコンポストにいれて攪拌して、ついでに菜園のチェックもして水が足りてないようなら水遣りをしたり。

夕飯を終えたら、少し休憩しながら今度は22時半から始まる米国市場の様子を見ながらまたいろいろと情報収集しています。

こんな生活ですが、自分は要領が悪いでしょうか?暇というより1日があっという間に過ぎてしまうので、もっと時間があればいいのにと思うぐらいです。

もしここに、誰かの介護とか、わんこのお世話や、パート的な仕事が入ったとしたら、たぶんわたしは寝る暇がなくなってしまうと思います。

そういうわたしのような夫が自営業の専業主婦もいるので、一括りで専業主婦は暇人とは言われたくないです。

そして専業主婦は暇だと思っている人は、その人自身が外で働いていないと時間を持て余す人なのでしょう。 仕事をしていないから暇なんて、視野が狭いのか、想像力がないのか、よっぽどつまらない人生を送っているのかしらとちょっと可哀想に思ってしまいます。

東大出たら専業主婦になっちゃいけないの?

ところで、長女はW大学を卒業しましたが、いまは子育て中なので専業主婦をやっています。その娘が高校生の時にとある文化系の全国大会で出会ってお友達になった人がいます。

その方とても優秀な方で、塾に通うこともなく滑り止めも受験せず東大一本で現役合格しました。以前その方が一度うちに泊まりに来たことがあって少しお話したことがあります。その時の彼女なんて言ってたと思います?

「わたし専業主婦になるのが夢なんです」

昭和生まれのわたしたちからすると意外なことかもしれないですが、今どきの高学歴女子、実はこう考えている人が少なからずいるのだとか。

内閣府の意識調査によると「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という質問で女性の賛成派は20代が60代についで多いという結果が出た。ちなみに、反対派が一番多いのは40代である。

今や「専業主婦」としてのんびり子育てすることこそが女のステータスなのかもしれません。背景には、男女雇用機会均等法施行後20年以上たっても一向に改善されない女性たちの働く環境への絶望と、理想の「働く女性のモデル」の欠如。先輩世代の働く女性たちが、結婚や出産との両立に苦労している姿を見て、母親が幸せな専業主婦だった若い女性たちはそちらに理想のモデルを見てしまうのでしょう。

ちなみにそのお友達の旦那さんも東大卒で、おふたりのお母様はそれぞれ保育士をされていたとか。一概に高学歴だから子育てに成功したとは言えないですが、ふたりとも専業主婦のお母様に丁寧にのびのびと育てられたからという側面もあるのではないでしょうか。

人間と植物を一緒にするのはいささか乱暴な考え方かもしれませんが、日々庭の植物たちの様子をみるにつけ、本当に驚くべきスピードで細胞が分裂しているのを感じます。ですからその大切な時を見守る時間があるということは、何ものにも変えられないと思うのです。

もちろん、お子さんがいらっしゃらないご夫婦もいるでしょう。でもよほど仕事にやり甲斐を感じるならともかくそうでないなら「仕事をしなければいけない」ということはないと思います。

「#要介護1と2の保険外し」がTwitterトレンド入り 

10月に入っていろいろなモノの値上げが相次いでいますが、実はもっと将来的に切実な問題が身近に迫っています。

要介護1と2の高齢者に対する訪問介護、通所介護のサービスを、現行の介護給付から市町村の「総合事業」の枠組みへと移管する構想をめぐり、「認知症の人と家族の会」による反対のオンライン署名運動に支持が集まっている。1日16時の時点で2万9065人が賛同。Twitterでは一時、「#要介護1と2の保険外し」がトレンド入りした。

Joint編集部

これかなり不味いと思います。介護って、利用者が1割、9割が給付金で賄っていますが、現行、給付金は50%は介護保険、残りの50%を国25%、県12.5%、市町村12.5%分担して負担しています。国と県が抜けたら市町村の負担は12.5%から50%に激増するのです。

これにより見入りの少ない総合事業を切り捨て、加算で収入を維持しようとする介護業者が増えます。きっとこれからどんどん介護難民が増えていくでしょう。

ところで、どうしてこれほど国は女性の社会進出を促すのでしょう。それは、ぶっちゃけ、少子高齢化で働き手が減っている分の税収を増やしたいという側面もあると思います。働けば税金だけでなく社会保険料の支払いも発生します。

だから「仕事・家事・育児を両立して働く女性カッコいい」というイメージをつくりあげ、専業主婦=暇人という構図にしているにすぎません。

でもわたしは、そんな国が押しつけてくるような価値観に迎合したくはないです。

もちろんそれぞれ生活があるので、働くことが悪いなんて思ってもいません。ただ世の中には、働きたくても働けない人もいるし、多少自由になるお金が減ったとしても外に働きに出ることを選択しないことをよしとする人がいてもいいと思うのです。

遊び(あそび)

遊び(あそび)とは、、、緩みのある状態。きっちりと締め上げてしまわずに、あえて緩みを持たせた仕事、もしくは緩みそのもののことです。

たとえば、障子が鴨居の溝にぴったりだと動かないので、いくらかの緩みを持たせること。

衣服などが過剰にキッチリ、ピッタリしていると、身体を自由に動かすことができません。同じように建築の世界でも、動くものには余裕を持たせないと期待した性能がでないので、そのために緩みといった余裕をもたせているのです。遊びとは動くものに対して言い、動かないものへの余裕は逃げといいます。遊びも逃げも工作上の工夫です。

“専業主婦“って強いていうなら、この遊び(あそび)の部分が多いカテゴリーなんじゃないかと思います。

“専業主婦は暇人“などとひと言で括ってしまうのはとても残念な考え方だと言わざるを得ません。

自分がどんな専業主婦になるかなんてそれこそ自分次第じゃないでしょうか。

エドゥリス黄実を収穫しました

あの結実の難易度の高いと言われているパッションフルーツのエドゥリス黄実がとうとう熟して落下してめでたく収穫となりました。

パッションフルーツ好きですが、こんなきれいな黄色の実にお会いしたのは初めてです。表面がまだしわしわになっていないのでもうしばらく室温で追熟させようと思いますが、嬉しくて仕方ありません。

わたしにはこの実が、“幸せの黄色い実“に見えます。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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