右脇腹が痛くて

日本沈没を観ていたら眠れないような痛みが襲ってきた。鎮痛剤、抗生物質を飲んでも落ち着かず、座薬も入れてみた。朝になってもかなり辛かったので病院の救急外来にいってきた。

当然先日の手術に絡む炎症なのかと思っていたのだが、救急内科のドクターだけでは判断がつなかいのでまず血液検査、入院に備えて再びコロナ検査、造影剤を使ったCT検査をしてみた。

まず婦人科にいって問診触診をしたが、そちらは通常想定される痛みで、右脇腹の痛みの箇所からすると虫垂炎が疑われるということで、今度は外科の診断をうけることに。そこそこな待ち時間になったので移動はストレッチャーやクルマ椅子で楽々だった。

救急外来は色々な人が訪れる。カーテンを隔てた隣では高校生ぐらいの娘さんがアナフィラキーショックをおこして担ぎ込まれていたようだ。

自分も体調が悪いので耳をダンボにしていたわけではないけれど、会話が全部ダダ漏れ。家族の付き添いはひとりのはずなのに?そこには母親と祖母と祖父がそれぞれに捲し立てうるさくて。どうやらナッツアレルギーの娘に祖母が無理矢理くるみパンを食べさせたことが発端らしい。

家族としたらパニくるのは分かるが、わたしのようにひっそりとひとりで来ている人もいるのだからその辺は節度を持ってほしいものだ。

その間に薬剤師さんが訓練生を伴いヒアリングにきた。ふとその訓練生をみるとあの今話題のKKさんに似ている。

顔は似ているが、そのKKそっくりさんはとても優しく親切にストレッチャーに横たわるわたしに対応してくれた。KKもあんな世間を舐めたような態度を取らずもっと真摯に自分の立場に向きあうべきだなんて、ひとり思い出し笑いしてしまった。

その間にくだんのアナフィラキシーショックな家族が去り、今度は隣に認知症の母と娘のペアが。

認知症になると人は子供に帰ると言うけれどまさにそんな感じ。いちいちそれに対応する看護師さんも大変だなと。今日のコロナ検査は鼻から綿棒だった。これはめちゃくちゃ痛い。となりのおばあちゃんもそれをやろうとしたら、「やめてー痛いよ。痛いって言ってるでしょ」と相当おかんむりだった。

車椅子からストレッチャーに乗せる。血圧を測る、心電図の機械をつける、点滴の針を刺すひとつひとつの動作のたびに大騒ぎだ。同行した娘さんもなすすべなしといった感じだ。

そんな騒々しい外野の音に気を取られている間に外科の先生がやってきて、問診と触診をしてくれた。

やはり虫垂炎の疑いが濃厚らしいのだが、今のところ激しい痛みではなく、盲腸の腫れも早急な手術が必要な状況ではないらしい。そして特に今は筋腫の術後で子宮がかなり大きくなっているので手術をするほうがリスクを伴うらしい。ということで、抗生物質を飲みながら様子見ということになった。

とりあえず本日の入院は回避。明日は午後からまた外科の外来で診察を受ける予定である。

ところで、この外科の先生がブラザートムに激似で吹き出しそうになっていた。ブラザートムがシャワーキャップを被り、当たり前だが相手はわたしがそんなことを考えているなんて思うはずもないが、彼が真面目に話せば話すほど笑いを堪えるのに必死だった。

こんなことを考えているわたしはとても不謹慎だということは否定しない。でもたまたま自分が居合わせた救急病棟でも、きっと日々様々なドラマが展開されているのだろうと感じられた。

この病院は、お医者さんも看護師さんも、放射線技師さんもみんな親切で自分の仕事に誇りを持って仕事をされてるのだろうと思った。

それにしても今日も合計で3本も採血いたしました。笑ってしまったのは、尿検査をしたときに、妊娠検査もしますねと言われたことだ。

一昨日退院したばかり、しかもその手術にあたってはもちろん妊娠していないことも確定していたわけで、仕事とは言え、この若くて可愛らしい看護師さんも大変だなと思った次第である。

それにしても昨日の日本沈没のCGがショボかった。官僚たちも若すぎてなんだか現実感が感じられない。唯一、香川照之の博士の好演だけが救いといったところか。

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