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空飛ぶベットがあったら

ホテルに泊まった翌日はいつにも増して早起きするわたし。今回もステイケイションを決めているにも関わらず勝手に目覚めてしまう。

コロナ禍じゃなければ、宿泊者専用のフィットネスジムにも行ってみたかったが今は控えておいたほうが無難だ。

せっかくなので、エスプレッソマシンを稼働させてみたり。夜景とは違う景観を撮影してみたり。

ここに空飛ぶ車が浮かんでいてもおかしくないような、映画で観た近未来の世界を覗いているようなそんな気分になる。

そして暫くすると遮るものがない日差しが差し込んできたので、オートスクリーンをおろしてみた。唯一難点があるとしたら、一度下ろすと途中で止められないので、いささか残念な気分になることぐらい。

部屋の中では浴室方面に行く以外、基本ベットの中ですごすのが定番となっている。

一流のホテルのベットはどうしてこんなにも寝心地がいいのだろうか。出来ることならこのままベットごと空を飛んで帰りたいぐらい。

と思いつつも、朝食も気になるので、8時過ぎには26階に降りていった。

現在コロナ禍の為、クラブラウンジでの朝食の提供はされておらず、こちらのザ スコア ダイニングでの対応となっている。

洋食はありきたりなので、今回は和朝食をオーダー。この他、卵料理などのアラカルトも必要なだけ何度でもお代わり出来る。

わたしは、いつものようにミックスオムレツを。そしてスタッフが焼きたてのパンを持ってきてくれたので、クロワッサンだけキープしてみた。

広々としたダイニングは密とは無縁の空間であった。

画像では伝わりづらいかもしれないが、オムレツは近頃食べた中ではピカイチの出来栄えだし、クロワッサンはさっくさく、フルーツも食べ頃に熟ししかもきちんと冷えていた。

サラダも和風ドレッシングが野菜の旨味を引き出すのに十分なくらいの量、なおかつ色のバランスもいい。

一見地味に見えるが、実は非常に行きとどいたラインナップ。オクラの胡麻和え、豆腐、しじみの味噌汁に、一見白粥にみえるが、しっかり出汁のきいたお粥。程よい塩加減の、のどぐろの干物に明太子、お粥に入れる薬味など一品一品丁寧に作られているのが分かる。

大満足の朝食だった。


それからわたしたちはまたベットに潜り込み、近頃思うコトをひたすら話続けた。

友人などは、もうこの時点で、帰りたくないと冗談まじりの泣き言を言ってみたり。

次はいつ旅行出来るだろうか?わたしたちが一年以上海外に行ってないなんて信じられないよねと言ってみたり。

まあとりあえずしばらくは、ヨーロッパには行けそうもないので、やはりアンコールワットかしら?なんて。

と言うのも、遺跡、特にラピュタのモデルになったと言われるベンメリアなどは年々崩れていく一方なので出来るだけ早く訪れるべき場所だという。

それからわたしは、タイとカンボジアの国境に位置する世界遺産でもある断崖絶壁にそびえたつ、プレビア遺跡にも行ってみたいと思っているのである。

ホテルは、出来るなら、ラッフルズに泊まってみたい。本家シンガポールに遠く及ばないとはいえ、そこは腐ってもラッフルズである。

そして日が登る前にピックアップされ、朝焼けのアンコールワットをみて、一旦ホテルで朝食を取ってまた、出掛け、、、そして夕暮れのまた違った色を眺める。

わたしたちの旅の妄想は果てしなく続く。

そろそろアフタヌーンティーの時間となる。

向かって右側は、アフタヌーンティー限定のお茶のメニュー。

ここはストリングスオリジナルブランドのホットをお願いしてみた。

実はウェルカムドリンクがこれのアイスだったのだが、個人的にはホットで飲むほうが断然スイーツの味をひきたてると思った。

スコーンがとても美味しかった。ホイップが軽く溶けるようで、、、マーマレードも甘さにアクセントを加えてくれた。

そして、苺のガスパチョはなかなか珍しい味わいで、トマトとはまた違う甘酸っぱさがあって意外なぐらいの美味しさだった。

それからみたらしが中身に入ってるみたらし団子など、面白い趣向が凝らされたプレートだった。

そして、口の中が甘くなりすぎたので、最後にナッツをいただいて締めくくった。

因みに、他にはピスタチオのマカロンと、可愛らしいカヌレなども。

そろそろ16時のチェックアウトの時間が迫ってきたので、さっさと撤収の準備に取り掛かる。

わたしの見た限りだと、この時間までいる人はそうは居ないようだ。

すでにポイントで支払っている分に加え、アップグレード料金とルームサービス、そしてクレジット2000円分を差し引いて、合計15590円の請求をカードで精算して無事チェックアウト。ひとり8000円弱でこれだけのことが出来たら上出来じゃない?

昨日夕方からのわりと長きにわたるおばさん2人のステイケイションの幕が閉じた。

さて、明日からまた仕事頑張ろう。

いつか本当に空飛ぶベットにも乗れる日がくるような、そんなご機嫌な旅の記録である。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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