元々世界一の朝食目当てながら、せっかく神戸に来たので神戸牛もと思い『雪月風花 北野坂』へ。
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コチラ、従来の鉄板焼ではなく、特注の炉窯を使用し、生産者指定の紀州備長炭でじっくりとレアに焼き上げた神戸牛をはじめとする厳選された和牛を提供するステーキ専門店。
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今回、ママ友の誕生日が近いこともあり、ワンドリンク+メッセージプレート付き神戸牛ランプ(150g)炉窯焼きアニバーサリーコースを選択。
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本日のコースのランインナップ…そうだ、今年2023年の夏至は6月21日(水)の今日。メニューを見るだけで季節を感じられるなんて素敵だ。ドリンクはスパークリングワインを選択。
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本日のお肉・ランプとは具体的にどの部位なのか。高級ステーキ肉の代表格と言えるサーロインに続く、腰からお尻にかけての大きな赤身の部分を指し、モモ肉の一部の特に柔らかい旨みのある部分で、サシ(霜)が入りにくい一方、肉のキメは細かい。
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「燃焼しやすい身体作りのためにも、動物性たんぱく質を豊富に補える赤身の肉を摂取するべき」という、近年定説化しつつあるダイエットの掟を守るべく、肉と言えば赤身という女性は多い。その流れから、赤身肉の中でも特に柔らかさも堪能できるランプの部位は人気が出て当然だろう。
わたしたちも最近は、以前ピータールーガーで食したような、肉本来の旨味を味わえるUS産ドライエイジングビーフなど、従来日本で提供されてきた霜降りとは一線を画すジャンルの肉を選ぶ機会が増えてきている。
ステーキの添え物というレベルをはるかに超えた繊細でオリジナリティ溢れる前菜の数々。
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当然お酒もすすんでしまう。
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キャビアもパリのデパ地下の食堂で頂いて以来か。白州もみるみる吸収されていく。お酒を美味しく飲める大人になってよかった。
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さていよいよ、メインのお肉の登場です。こちらは沖縄の塩
そしてこちらの赤ワイン、南ローヌの名門シャトー・ペゴーが所有する畑から収穫されたマルチ・ヴィンテージ・ブレンド。財布に優しいお手頃価格だが、シルキーで重層的な果実味と旨味のある後味が特徴。
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この塩の他に、プレートに生胡椒、塩昆布、ハーブなどがブレンドされた自家製マスタードをつけていただくのだが、炉釜でじっくり焼かれた赤身肉の旨味と甘味がじんわりと口の中で広がり、そのまま食べても美味しい。その上、赤身にありがちなパサつきも一切感じられず、むしろ滑らかな舌触りなのだから不思議。
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熟成肉とも違う…炉釜炭火焼き独特な香ばしさがぎゅっと凝縮されたとても贅沢な味わい。近くにこんなお店があればいいのにと思ってしまうぐらい、好みの味。
この時点でもう既に胃袋の限界が近づいてきているが、ここでまた必食な逸品が。このイカ墨のリゾットが美味しすぎて、ヴェネチアのリストランテで頂いた絶品のイカ墨パスタの味を彷彿とさせる。
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アメリカンチェリーのロマノフは甘さ控え目で食べやすかった。
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焼き菓子はもうひと口も食べられそうもなかったので、申し訳ないので持ち帰らせていただく。
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余談ですが…ママ友が化粧室に行っている間にお会計をして初めて気づいたのが、ホールスタッフがめちゃくちゃイケメンだったこと。全盛期の頃のいしだ壱成をもう少しシャープにしたような雰囲気。接客も申し分なく完璧。
道すがらその話をすると、ママ友『えー最初から気づいてたけど』とあっさり言われてしまった。
そういえば以前、シンガポールからの帰国便で遅延があった時、ANAの地上職員と話をしていたら、あとから彼女が、『あのスタッフさん、カッコよかったね』と嬉しそうに話していたことを思い出した。
ママ友はいつもマイペースだ。
そんなことを思い出しながら、ようやくホテルまで戻ってきた。ライトアップされた建物もまた美しい。
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部屋に戻り、バスソルトを入れてジャグジーを使ってみた。動画だけでは伝わりにくいかもしれないが、かなり広さがあって、大人2人だけでもかなり持て余す。ファミリーなら、ここに小さな子供が2人ぐらいなら余裕でいけそうなぐらいだ。
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